恋する赤い糸: 日本と台湾の縁結び信仰

  • 三弥井書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838233526

作品紹介・あらすじ

自由恋愛の時代の恋人たちに大人気の赤い糸。うつろう恋愛事情や結婚観。日本と台湾の二つの視点から比較。

感想・レビュー・書評

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  • 赤い糸って昔は足の小指に結んであったのか…手の小指だとかわいらしい感じだけれど、足だと何か「枷」感がありますね。
    台湾では月下老人信仰が盛んな一方、日本では祭神ではなく神社単位の縁結び信仰が強いという話、なるほどなあと思った。意外と祭神って気にしない。そのわりに「カップルで弁天様に参ると別れる」みたいなマイナスの話の時だけは祭神出てきますよね。

  • 可愛いタイトルの本だけど内容は少し堅苦しい。台湾と日本の縁結び信仰の比較文化論。縁を結んでくれる台湾の神様、月下老人は興味深い。

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著者プロフィール

1972年、北海道生まれ。國學院大學文学部教授。専攻は伝承文学。著書に『江戸の俳諧説話』(翰林書房)、『ツチノコの民俗学――妖怪から未確認動物へ』『江戸幻獣博物誌――妖怪と未確認動物のはざまで』『ネットロア――ウェブ時代の「ハナシ」の伝承』『何かが後をついてくる――妖怪と身体感覚』(いずれも青弓社)、『怪談おくのほそ道――現代語訳『芭蕉翁行脚怪談袋』』(国書刊行会)、『ヌシ――神か妖怪か』(笠間書院)、共著に『現代台湾鬼譚――海を渡った「学校の怪談」』(青弓社)、『恋する赤い糸――日本と台湾の縁結び信仰』(三弥井書店)、編著に『福島県田村郡都路村説話集』(私家版)、共訳に尉天驄『棗と石榴』(国書刊行会)など。

「2023年 『怪談の仕掛け』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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