- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838714995
感想・レビュー・書評
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色んなカップルを描いた短編小説集
お互いに不満があっても続いていくカップルの日々。
「ばっかじゃねえの」と思うような恋人たちの日常。
梅が一番好きかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
性格、文化、習慣が当然のように異なる男女の恋愛とほぼ別れの短編集。雑誌で三年に渡って連載されたということで、少しずつ読めばきっと面白い。一気に読むと飽きる。
酒乱気味の主人公が酒が原因でオトコと別れる「二者択一」は著者がモデルの私小説であるのは、おそらく正解だと自分では思う。著者じゃなければ恩田陸。 -
微妙な時期のアラサーカップルのお話。最後の未来が比較的良かったかなあ。好きだけども大嫌い。
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倦怠感を感じ始めたのカップルのどうしようもなさを描いた11の短編集。
それなりに面白いけど、正直ダラダラ感がちょっと辛かった。
短編集の題名は、その中の一編からとったわけではない。
どんな意味があるんだろう?
あとがきを読んでも書いてなかったけど。 -
大好きなんだけど、どうしても我慢できないことがある。でも、やっぱり好き-。だれかを好きになって、相手もこちらを好いてくれて、とりあえずハッピーエンド。そのハッピーエンドからだらだら続くしあわせな恋人たちの日常。
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どれだけ好きであっても、長く一緒にいると、相手のちょっとした癖やこだわりに、うんざりすることはよくある。
でも結局はこの先も、文句を言いつつも、一緒にいるんだろうな。 -
図書館からジャケ借り。
やはりこの色!
蛍光グリーンが目を引く。
描かれているイラストはペイズリー模様に見えたけど、全然違った。(笑)
毒蜘蛛かと思ったら、雲でした。
太陽と雲…しかもブラック。
どのカップルも、どうしようもない性癖があり、それを許せるかどうか悩みながら妥協したり、離れたり。
救いは?結婚していないことなんだけど。
そうか、結婚してなければ、自由に一緒になったり、別れたり、やり直したり出来るんだったな、と改めて思ってしまった。
どれも短いけど、面白かった。
そして、どれも、あるある、そうそう、と思う自分なのでした。 -
こんなん読んでたらこうしている一分一秒の間にも私を取り巻く人間関係は崩れ落ちつつある様な気がしてくる。