- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838725298
作品紹介・あらすじ
TPP、中国との関係、台頭する新興国との競争…。グローバル化に直面し岐路に立つ日本で、「世界との向きあい方」について最も的確に熱く語る男、田村耕太郎の新刊のテーマは「コンディショニング」。
原点は、議員時代に目撃したアメリカの朝のジムの風景。早朝から第一線で活躍するビジネスマン、エリートたちはトレーニングに励んでいた。朝6時から重いウエイトを挙げ、本を読みながらトレッドミルを歩く…その光景の衝撃が本書を執筆するきっかけとなった。
「日本を待ち受ける世界との競争に一番必要なのは、実は英語だけでもMBAだけでもなく、カラダ作りとコンディショニングだ!」と語るその理由とは?雑誌ターザンでの連載をベースに、最新のトレーニング理論も交えながら世界のエリートが実践する「最高のパフォーマンスを叩き出すコンディショニング術」を紹介!全米で大人気のトレーニング「クロスフィット」の自宅向けプログラムも掲載。
誰でも今日から始められる「世界との向き合い方」がここにある。
・文武両道のパワーエリートとは何か?
・抜きん出た知力、体力でハーバードを席巻するミリタリーエリートたち!
・ワークアウトは週5回 ハーバードMBAを束ねるのは未来の女性大統領候補!?
・世界のエリートが実践するコンディショニング術
・カラダを鍛えれば脳の機能もよくなる!
・「クロスフィット」が多忙なビジネスマンにいいワケ
・まずは月曜日だけ肉を食べるのをやめてみよう
・世界のエリートは座禅に走る!
・婚活もグローバル化の時代だ!
などなど今日から実践できるコンディショニングの情報を掲載!
感想・レビュー・書評
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【感想】
タイトルではテーマがよく分からなかったが、要するに「ワークアウト」がテーマの本。
サラっと読めて、イイ気分転換になったかなレベルの本。
確かにビジネスマンたる者、きょうび鍛えていないとダメだろーなとは激しく同意。
ひょろっとしたガリ勉タイプは何か頼りないし、かといって脳筋の体育会系タイプも暑苦しくてウザイ。
どちらも兼ね備えた「文武両道タイプ」が、仕事相手としては印象や信頼度も高いのは頷ける。
しかし本書に関しては、はじめの数ページだけでおなか一杯になったというか、内容があまり伴っていなかったなと感じた。
主題の根拠として長々と書かれていたが、蛇足ばかりで・・・・笑
そもそも、「運動をすることで海馬の血流がよくなって云々・・・」というのに、科学的根拠はあるのか?!と思った。笑
(しかし、文中で紹介のあった「ミリタリー・エリート」はマジでカッコイイなと思った。)
ただ、やはりビジネスマンとしてこれから頑張っていく上で、ワークアウトもまた必須になる事には非常に同意!
日本ではいまだに「細マッチョ」のウケがすこぶる良いが、、、
そして米兵のようなガチガチのマッチョになんざなるつもりは毛頭ないが、、、
勉強ばかりではなくしっかりと肉体も鍛え、自分の内外をバランスよく向上させていこうと心から思った。
【内容まとめ】
1.日本のリーダー層は運動が足らず、コンディショニングが今ひとつ
運動不足で食事や心のケアへの配慮が不十分だから、疲れやすく勉強や仕事に行き詰まってしまう
2.アメリカのエリートは例外なく朝型!
早朝ワークアウトは脳にいい。
記憶を司る海馬の血流がよくなり、神経細胞が増える。それらの接点であるシナプスが繋がり、記憶力も頭の回転も良くなる。
脳と身体は連動している。
3.すべての鍵は「文武両道」。
勉強だけのガリ勉や、脳みそも筋肉の体育会系。
「武なき文、文なき武は共に真実の文ではなく、武でもない!」
それはセットになって初めて真価を放つもの。
4.「ミリタリー・エリート」
アフガニスタンやイラクなど、みんな極限状況を生き抜いてきており、リーダーシップや実戦がどういうものかを身をもって理解している。
高い点数やきれいなレジュメだけで入学してきた連中とは気合いが違う。
・仲間を見捨てないため、人望や人脈も築きやすい。
・大目標を立て、そこから逆算して中目標そして小目標と準備をし、目的が定まれば徹底してコツコツと歩みを進めていく。
・最後まで集中力が途切れず、誘惑にも負けない。
・体力がエグイ
【引用】
現在、日本の世界のリーダー像には大きな乖離がある。
かつて織田信長も宮本武蔵も、武道の達人であると同時に科学・戦略的思考・芸術に通じた人物であった。
世界でいえば、哲学者プラトンもレスリングのチャンピオンだったのだ。
日本のリーダー層は運動が足らず、コンディショニングが今ひとつなのだ。
運動不足で食事や心のケアへの配慮が不十分だから、疲れやすく勉強や仕事に行き詰まってしまうのである。
p7
・アメリカのエリートは例外なく朝型!
早朝ワークアウトは脳にいい。
記憶を司る海馬の血流がよくなり、神経細胞が増える。それらの接点であるシナプスが繋がり、記憶力も頭の回転も良くなる。
脳と身体は連動しているのだ。
肉体を鍛えることと脳を鍛えることは、切っても切り離せない!!
p24
・すべての鍵は「文武両道」にある。
勉強だけのガリ勉や、脳みそも筋肉の体育会系。
「武なき文、文なき武は共に真実の文ではなく、武でもない!」
それはセットになって初めて真価を放つもの。
p30
・ミリタリーエリート
アフガニスタンやイラクなど、みんな極限状況を生き抜いてきており、リーダーシップや実戦がどういうものかを身をもって理解している。
高い点数やきれいなレジュメだけで入学してきた連中とは気合いが違う。
そんな軍隊出身者の魅力は「仲間を見捨てないこと。」
落ちこぼれ寸前の仲間に、自分の睡眠時間を削って勉強を教え、救い出す。
p31
ミリタリーエリートは「地頭」もいい。
大目標を立て、そこから逆算して中目標そして小目標と準備をし、目的が定まれば徹底してコツコツと歩みを進めていく。
最後まで集中力が途切れず、誘惑にも負けない。
仲間にも協力を惜しまないので、人望や人脈も築きやすい。
加えて、体力。
数日間徹夜が続いても平気なくらい鍛えられている。
p83
・知能を良くしようと思ったら、やはり運動すべき
脳の燃費の悪さと相まって、大量の血液と酸素を脳に送る機能が必要になる。
この機能が高いほど、燃費の悪い脳を効率よく使えるのだ。
運動すると、燃費の悪い脳にグルコースと酸素を大量に送ることが可能になり、神経細胞が増え、海馬の動きも活発になり、論理的な思考能力や記憶力が高まる!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルが面白いが、中味は運動と脳の活性化の関係性を踏まえ、どうエリートと渡り合っていくか記載されてる。パワーブレックファースト、パワーランチはやはり効果的だと思う
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海外(主に米国)のエリートは体を鍛えまくっているということ、体を鍛えたほうが脳は活性化するということが主な主張。そのほか、豆知識的な内容もあったが、実用的な内容ではない。時間を絞って効率的にトレーニングしたいと思っていたから、クロスフィットについて知れたのはよかった。
トレーニングのモチベーションはあがる。 -
著者の田村さんは元参議院議員。
テレビの政治バラエティに時折出演して
派手で変わったネクタイをしていて目立っていた記憶があります。
まぁもともとエリートの方なのかと思いますが、
そんな田村さんが主に運動や食事などの具体的方法を
実際、世界で活躍しているエリートに取材して
ご自身でまとめた一冊ですね。
特に目新しい情報もないですが、
タイトルの通り、運動しながら本を読むと頭に入りやすいですよ、
なぜなら、海馬が活性化されるからですよ、みたいなことが書いてありますね。
それから短時間で運動効果抜群のクロスフィットが図解入りで解説してあります。
これはかなりキツそうで自分には無理っぽい。
出来そうな提案としては週一日だけの^
ベジタリアンというやつかなぁ。
一週間に一日だけでも肉抜きの日を作る、ということですね。
自分もたまに野菜だけで
食事を済ますことがあるんですが、
内臓に負担をかけないからなのか、その日は調子よくなりますね。
まぁ、何事もバランスですから毎日ではなく
週に一回とか、無理ないところでやってみたいアイデアですね。
それから今年の春亡くなった渡部昇一さんのお話が少し出ていた興味深かったです。
田村氏「ご多忙な中、時間管理はどうしてますか?」
渡部氏「長生きだよ。長生きすることを視野に入れればなんだってできる」
田村氏の見解
↓
あの年までにこれをやっておかねば、と常に常識にとらわれ、あくせくしているが、
渡部氏のように、100歳まで健康で頑張る、と仮定すれば、
もっとゆったり物事に取り組める。
↑
ライフシフトに書かれていたことともつながってきますね。
ちなみに渡部氏の代名詞的名著といえばこの本。
↓
【知的生活の方法 (講談社現代新書) 新書 – 1976/4/23渡部 昇一 (著)】
www.amazon.co.jp/dp/4061158368 -
それこそ経営者にオススメ。朝型、クロスフィット、食事、禅。全てチャレンジしたい。特に、夜の会食撲滅する。
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世界のエリートは文武両道
運動は脳に良い影響を与えるし、最高のコンディショニング方法である -
2015年7月