- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838728381
作品紹介・あらすじ
伊藤まさこさんのお弁当作りは、今年で10年目。
高校生の娘のお弁当を作りながら、伊藤さんの好奇心のおもむくままに、
おいしいお昼をもとめて、100の話。
忙しい朝のお弁当作りの苦労や工夫のエッセイとともに、気に入りのレシピも紹介。さらに、気になるあの人の買えるお弁当、先輩に教わる冷めてもおいしいおかずのレシピ、本の中のお弁当など、お弁当を作る楽しさ、食べる嬉しさを1冊にまとめました。
<b>*娘・胡春さんのための、弁当作りの工夫</b>
無理をしないと決め、常備菜や昨日のごはんを活用した アイデアがあちらこちらに。
<b>*気になるあの人の、買えるお弁当</b>
紹介する人→オオヤミノルさん(珈琲焙煎家)、ほしよりこさん(漫画家)、岡戸絹枝さん(編集者)、扉野良人さん(僧侶・詩人)、引田かおりさん(ギャラリーfeve)、湯浅哲也さん(colon books)、岡本仁さん(編集者)、伊藤まさこ
お弁当→崎陽軒のシウマイ弁当、赤トンボのサンドイッチ、弁松の赤飯弁当、いづ重の粟麩巻き、菊太屋米穀店のだし巻き弁当、豆狸のいなり弁当、二葉のばらちらし、ヤオイソのフルーツサンドイッチ...
<b>*先輩に教わる、お弁当おかずのレシピ</b>
伊藤さんが気になる4人に、冷めてもおいしいおかずを教わりました。
料理家・飛田和緒さん、パロル・桜井莞子さん、かえる食堂・松本朱希子さん、余志屋・川那辺行繁さん
感想・レビュー・書評
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図書館で読んだのが忘れられず
コロナで夫の弁当を作ることになったので
改めて入手。
よんで楽しい、みて美しい、つくっておいしい。
がんもどきと、大根ハリハリは、
うちの定番になると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お弁当は料理人にとって、漫画家さんが描く小さなカットか色紙、ピアニストがリクエストに応えて演奏する小品のようなものなのかも。
自分の好きな事を仕事にできた幸せ、そして仕事で得た知識やスキルを、家族に還元できる幸せ、それをまた形にできる幸せ。
そんな幸せが溢れてくるような、お弁当の写真とエッセイ集。
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2017.3月。
ものすごいおなかが空いてた時に引き寄せられるように買った本。お弁当って物語があっていいな。マンネリ化&面倒くさいと思ってたお弁当作りがちょっと楽しみになった。品数じゃない。豪華さじゃない。自分自身含め、食べる時の嬉しそうな顔を想像して作るだけでおいしくなる気がする。パンとかスープとか、そんなのもアリだなと思わせられるお弁当がたくさんあって、しかも伊藤さんの作るお弁当がどれもおいしそうで、やめておけばいいのに息子が寝た後におなかを空かしながらも辞められず、ぐいぐい読みました。 -
母(著者自身)が娘に作る日々のお弁当。
娘さんは高校生だが、揚げ物入りのボリューム弁当もあるが、お浸しや野菜メインの「地味弁」も。
スープジャーを利用したメニューもある。
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ほぼ日で連載していた時にもチェックしていたが、本で読むとまた新しい感じがして、はじめて読む感があった。
伊藤まさこさんの本は、内容的には普通でも全体としておしゃれで、読み飽きない。 -
この本を読んで、お弁当が続くようになったかも。難しいことを考えずに、楽しく。
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シンプルなお弁当がふつうに美味しそうでした。
高校生の娘さんのお弁当とは思えぬぐらい、渋くて美味しそう。
スープポットとおにぎりとかもいいなぁと思いました。 -
ぼちぼち参考になる。伊藤まさこさんでしたか。私あなたみたいになりたいと、じっと横目で見てるんです。真っ直ぐ見たいものです。
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お弁当のレシピだけでなく、お弁当にまつわるエッセイ、そして小説や漫画の中に出てくるお弁当も紹介されています。また、お店で購入できる仕出しお弁当もとても美味しそうで、どれも食べてみたいと思いました。
日々のお弁当づくりの参考にもなるし、色々なお弁当を覗けてとても楽しいです。
読んでいるとお弁当を作りたくなる、食べたくなる、そんな一冊でした。