カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838730551

作品紹介・あらすじ

すぐに結果が出ない努力が、実は大きな意味を持っている―
人生いつも崖っぷち、「新日本プロレス」絶対的エースの逸材逸話!

ガラガラの会場、ブーイングの嵐、会社の身売り……。
存亡の危機にあった新日本プロレスを支え続け、プロレスファンからの罵倒を乗り越え、不動のエースになった「100年に一人の逸材」は、逆境の中でもがきながらも、
なぜリングに上がり続けることができるのか?
職場や家庭で孤独を感じ、なかなか前に進めないと悩む読者の背中を押す。
棚橋流・逆境からの「復活力」!

●ダメだと思った瞬間… そこからが本当の勝負!
●「結果」を出すためには“人3倍”の努力をす
●ピンチは最大のチャンス! 目標を持って生きる
●「相手にケガをさせない」それが超一流の技術
●「反省」はしても、「後悔」はしない
●海外の二番煎じでは「国際化時代」を生き抜けない
●「損して得取れ」の精神で、逆境から立ち上がれ etc.

昨年、猛暑の東京・日本武道館で奇跡のような復活を果たした棚橋弘至選手が、
決してあきらめない仕事術&生き方を伝授する一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 全中学生に届けたい、この本。
    カウント2.9から立ち上がり続けてきた男から伝わる生き様を。その生き様が背中を押してくれる力強さを。
    棚橋さんの本は3冊目か4冊目だけど、その時々の自分に響く本は違うはず。今の、2.9の自分には、この本が最適だった。逆境にぼやき嘆き諦めることもできるけど、言い訳せず前向いて伸び代だチャンスだと捉えて一歩踏み出す。その勇気をくれる。
    プロレスラーの人気ランキングの番組で六位になった話。そもそも番組が企画、放送されたのは、彼の人気とそれまでの努力があってのとことだと思うから、その功績はもっと評価されてもいいだろうなと思う。
    読めてよかった。メモしたい箇所が多すぎて大変だけど、それも喜び。メモが楽しみ。

  • プロレスの低迷期、総合格闘技、キックボクシングに格闘ファンの興味が集中していた。

    プロレスファンの自分も、正直プロレスは終わりだと思った。唯一観戦していたのはノアだったが、こちらも低迷に入ると自然と離れていった。

    そんな中、新日本プロレスで必死に頑張り、プロレス人気のV字回復を招いた中心にいたのが棚橋選手である。

    本書は、その棚橋選手がカルチャーマガジンで連載していたものを基にまとめた本である。

    肉体と気持ちで勝負するプロレスラーだけに、精神論なところは散見されるが、必死に考え、目標を決め、人の何倍もがむしゃらに努力する姿勢には頭が下がる思いである。

    また、年代的にも近いため、40代の生き方のところは共感できる部分が多かった。

    「自分ができていないことを認める」

    まさに、40代を越えたらこれを許容できるかにかかっていると思う。

    なお、章ごとに分かれているが、どこから読んでも問題ないような作りになっているので、気になったところをつまんで読んでも、何かしら響くものがあると思う。

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著者プロフィール

棚橋弘至
1976年岐阜県生まれ。立命館大学法学部時代にレスリングを始め、1999年新日本プロレスに入門。同年10月、デビュー。2003年に初代U-30無差別級王者となり、その後2006年に団体最高峰のベルトIWGPヘビー級王座を初戴冠。第56第IWGPヘビー級王者時代には、当時の歴代最多防衛記録である「V11」を達成した。プロレスラーとして活動する一方で、執筆のほかテレビ番組等にも多数出演。16年にはベストファーザー賞を受賞、18年には映画『パパはわるものチャンピオン』で映画初主演などプロレス界以外でも活躍している。著書に『カウント2.9から立ち上がれ』『棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか』ほか

「2022年 『その悩み、大胸筋で受けとめる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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