- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838731459
作品紹介・あらすじ
仕事、人間関係、SNS……
あらゆる悩みは「技」を使えば、消せる!
最初に、あえてお伝えします――怒ってヨシ!
「怒っちゃいけない」と我慢しないでください。
「怒ってしまった」と、自分を責めるのもやめましょう。
怒ることがいけないのではなく、うまく怒れないだけだ、と思い直してください。
人は生きていれば、必ず怒りを経験します。
怒りを感じることは、日々いくらでもあります。
悩ましい人間関係に、はかどらない仕事、ネガティブやマウントの言葉が飛び交うインターネットに、かさむ生活費に老後の不安、病気、事故、災難、降って湧いた相続争い。
こんな日々の中で、怒ってはいけないなんて、誰が言えるでしょうか。
そもそも仏教は、やすらぎを取り戻す方法です。
怒りについても、多くの智慧があります。
ストレスまみれの日々を頑張っているあなたに向けて、心を癒やしてもらうべく書き下ろしたのが、この本です。
(「はじめに」より抜粋)
「我慢」や「後悔」をせず、「イライラ」や「不安」を手放す方法とは?
心の達人ブッダに学ぶ、最強のメンタルアーツ!
●「怒らない」ことが正しいとは限らない
● 怒りの原因を分ける――自分発か、相手発か
● イライラが激減する3つの心がけ
● ブッダ直伝「動じない心」の鍛え方
● 手強い相手の「勝ちパターン」を見抜く
● 困った時は「他の理解者を探す」
●「今が幸せ」で全部チャラ! etc.
<目次>
はじめに 怒ることから始めよう(でも、正しく!)
ステージ1 怒ってOK!"正しく怒れる人"をめざせ
ステージ2 まずは自分から怒りを増やさない
ステージ3 イライラの正体に気づく
ステージ4 何事にも動じないタフな心を作る
ステージ5 他人の「圧」に毅然と向き合う
ステージ6 相手の"本質"を見極める
ステージ7 理不尽な世の中に立ち向かう
ステージ8 「褒められたい私」を卒業する
ステージ9 人生の"古い怒り"を手放す
最終ステージ この世界を"強く"生き抜く
あとがきに代えて 怒りのない世界をめざして
感想・レビュー・書評
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この先生の優しいところは、人の感情のあり方に寛容であることにあると思う。アドラーが厳しすぎるなと感じる方には向いてると思います。
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怒ることについて、具体的なやりかたが書いてあるのは前半で、あとはメンタルとか人生とか幸せとか。仏教の考え方の本なので仕方ないけど、私が今求めている本ではなかったです。ビジネス本方面を探ればよかったなあ。
『反応しない練習』にも書いてあったけど、怒りは過剰な判断。判断するたびに「あ、無駄に判断しかけた」と気づくこと。
この部分をもっと知りたかったです。
この本では、ケース紹介として毒親からの暴力や嫌なヤツからの仕打ちに対する怒りについては語っているけど、逆の立場(毒親とか)への処方箋を知りたいのよね。なのでちょっと狭いし浅いかな。怒りってもっと色々あると思う。 -
アンガーマネジメントのことが学べるいい本です
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かなり実践的
アンガーマネジメント系の話で、6秒待つとか、自分の捉え方の問題だとか、そういう話かと思ったら、違った。パターン分けして、わりと理詰めで対処法を勧めているのと、あくどい相手には対決していく姿勢を肯定しているところが好感度大。喧嘩上等で対処したっていいよねと思えてラクになる。