自分を整える 手放して幸せになる40のこと

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838732135

作品紹介・あらすじ

多くの人が、無意識のうちに自分の行動に制限をかけ、窮屈に生きています。
本当はもっと自分の思いどおりに過ごしたいと願いながらも、どこかに不安を抱えながら生きています。
そんな毎日から抜け出して、あなたが本当に幸せな人生を送っていくために。
もっと自由に、そしてもっとあなたらしく生きていただくために。
この本は生まれました。
あなたがもっと楽に楽しく生きていく方法、
それは「必要以上に抱え込んでいる不安やモノを手放して、自分自身を軽くする」――
これだけです。(「はじめに」より抜粋)
「遠慮」や「ガマン」をやめ、「しがらみ」や「見栄」を手放す方法とは? 
家庭や職場での人間関係の悩み、将来の不安が消える珠玉の一冊!

感想・レビュー・書評

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  •  本作は人が生きていく上で本当に大切なことを教えてくれる本です。著者の結論は非常にシンプルで、気分が上がることを選択し続けることが大切だと言っています。このような主張はよく目にしますが、私が本書の中で共感したのは「人はいつかのために貯金をし続けて死んでしまう」というものです。少々物騒ですが、どういうことかというといい高校に入るために中学生は高校受験を頑張る。高校では大学に向けて、大学では就活、就職後はポスト争い、会社での立ち位置が決まったら老後の心配、そして死んだ後の心配、、、

     こうして人は「今」よりもいつかの未来のために生き死んでいくという主張が、悲しいながらもその通りだと思いました。

     そして本書は勤勉で真面目な日本人に向けてさまざまな許しをくれます。

     お金は使っていい。背伸びして贅沢なものを買い、豪華なランチを食べることで人はそのレベルになろうとする。

     自分は幸せになっていい。自分が幸せでいると自分の周りの大切な人も幸せになる。

     うまいお金の使い方や、いい人間関係の築き方を紹介してる本は何度か読みましたが、許しをくれる本は初めてだったのでとても新鮮でした。

     皆さんも筆者のシンプルな考え方をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

     特定の誰かではなく皆さんに勧めたい非常に良い一冊でした。

  • 定期的に読みたくなる永松シリーズ。
    珍しく草草してたから
    スッキリした。
    でも自分はやっぱりそんなに
    すさんでないと思う。
    また半年ぐらいしたら
    再読したい

  • 手放すことからすべてがはじまる。手放すことによって自分を整える。すごく心に響く言葉。

    以下、内容の抜粋。


    まずは「無駄な思考」を手放す
     ・常識や、◯◯すべきにとらわれない。
       例)親だからこうするべき…
        →完璧主義は手放す!6割で十分!
        →できないことは得意な人に任す!
         (その人の活躍の場を奪わない)
     ・ストレスを棚卸しする。

    「気分が上がる」方を選ぶ
     ・気分UP→パフォーマンスUP
     ・気分UP→まわりの人にも優しく接する

    「気分が下がる」ものは手放す!
     ・無駄な人付き合い
      →迷ったら行かない!
     ・使わないモノ(不要なモノ)
      →自分が把握できるところまで減らす。
       いつか使うかも…は絶対使わない。
       捨てるのではなく、感謝して手放す。
     ・不安
      →1秒でも早く終わらせる。
       不安の9割は起きない。
       結局は起きてから対処するしかない。

    気分を上げるリスト(1人でできることがベター)
     ・カフェで読書
     ・公園で散歩
     ・スーパー銭湯でのんびり
     ・マッサージへ行く
     ・お風呂で動画視聴
     ・お風呂上がりのストレッチ
     ・気が合う人と過ごす    など

    気分が上がる受け取り方をする
     ・自分を許す。
     ・失敗ではなく経験!
     ・良い側面に目を向ける(正の注目)。

    心が乱れたときは「ま、いっか」
     ・この言葉をうまく活用し、自分を整える。

    人の評価ほどアテにならないものはない
     ・アテにならないものはさっさと手放す!
     ・人はみな、自分の都合で人を評価する!
       →自分に都合がいい人は評価が高い…
       →他人の評価を気にすればするほど…
        他人に都合がよい人になるだけ…

    一番の不幸は「相手を変えようとすること」
     ・いくら悩んでも相手は変わらない。
     ・嫌な相手のことを考える時間は無駄。
       →間違っても「自分にも悪いところが…」な
        どと真剣に考えてはダメ。
       →そんな時間があるなら、自己投資に!

    お金で時間を買う
     ・気分が上がるものなら買う。
     ・「いつか買う!」は時間の無駄。
     ・整えるときは中途半端ではなく徹底的にやる!

    「競争の山から下山する」
     ・競争の世界で手に入るものは…
      一瞬の優越感と、長く続く劣等感だけ。

    「誰かと競うのではなく、自分の満足感を大切にしながら生きる」

    すごい人より「心ある人」を目指す!
     ・すごい人はやがて衰える。
     ・「心ある人」は、人の記憶に残る。
      →目立たなかったとしても、人から感謝され、
       愛され、心穏やかに生きる方がいいはず!

  • 手放し精神的コスパ

  • 転勤で縁もゆかりも無い、知り合いもいない所に引越しをして、自分自身がだいぶ身軽になり仕事の成果はそこそこ上がっていた。しかし、半年が経ち、人付き合いが増えたり、環境に慣れた所で何となく仕事に対してのモチベーションにブレーキが掛かりつつあった時にこの本と出会った。
    引越して来た当初は、色んなことが新鮮で興味を持ち、感謝の気持ちが続いていたが、いつしかそれが、当たり前の世界になっていたような気がした。現状を見直し、身軽になる為、不要な当たり前を1度手放して、整えていきたいと思った。

  • 良かった!
    私は嫌な飲み会とか嫌な人間関係を年取るごとに断ることができるようになってきたんやけど心のどこかで[自分は何か欠落しているのか?冷酷な人間なのてはないか?]と疑問にも思っていました!
    がこの本がそんな自分で良かったんやと肯定してくれてめちゃくちゃスッキリしました!
    これからも自分にとって必要なもの、人、時間しっかり取捨選択して無駄な時間を過ごさないようにしたいです\(^o^)/

  • 柔らかい文体で書かれていて読みやすかった。最近キツめの文体のビジネス書が続いていたからな…

    内容はミニマリストや自己肯定感近辺のお話を「整える」に収束してお話してる。まさに「整える」という表現がピッタリくる。
    本の題名が著者に跳ね返ってくるとは知らなかった。読者である私は、本の題名がその著者の性格のように受け取ってしまうもんなあ。

  • 自分自身を見直すために、いろいろ手放すということが必要かもしれないと感じた。物や他人に振り回されることなく、自分を見つめて、その価値観を磨くことを考えさせてくれる本。

  • 不安を先延ばしにしたら、不安が増すこと。
    なるほどなあと思いました。
    先延ばしにする癖を少しでもやめていきたい。

  • この本を読んだ後に買い物に行ったら、ビビビとくるモノに出会い、先延ばしにしてはダメだ!と思い買ってしまいました。
    その分、家にある今の自分には必要のないモノはどんどん手放してバランスをとって生きていきたいと思います。

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著者プロフィール

株式会社人財育成JAPAN代表取締役、センチュリー出版オフィス 主幹。大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。自身の経験をもとに、全国で多くの講演、セミナーを実施。現在は自身の執筆だけではなく、次世代著者育成スクール、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家である。
著作業では2021年、『人は話し方が9割』(すばる舎)がすべての書籍を含む日本年間ランキングで総合1位(日販調べ)、ビジネス書部門で2年連続1位(日販調べ)、トーハンのビジネス書年間ランキング(トーハン調べ)で1位に輝く。2022年2月、同書が単冊で100万部を突破。著書に、『人は聞き方が9割』(サンマーク出版)、『40代をあきらめて生きるな』(きずな出版)など多数あり、書籍累計発行部数は310万部を突破している。


「2022年 『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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