自分を探すな 世界を見よう 父が息子に伝えたい骨太な人生の歩き方

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838732340

作品紹介・あらすじ

【32万人が注目するビジネス系インフルエンサー 田端信太郎初の人生哲学書】

リクルート、ライブドア、LINE、ZOZO。
最先端企業に引き抜かれ、個性の強い経営者の横で戦ってきた田端信太郎が送る「父が息子のために残す人生の指南書」。

SNS総フォロワー43万人!
ビジネス系インフルエンサーとして最先端企業に引き抜かれ、個性の強い経営者とともに新しい時代を作り上げてきた田端信太郎。
最強ビジネスパーソンとして仕事に邁進する一方、家に帰れば3児の父親。
仕事も家族も自分の趣味も、全力で人生を楽しむ著者は、息子2人を連れて7000kmのアメリカキャンピングカーの旅へ出た。
そこで感じたのは、子どもの成長と父親としての役目の終わり。

「これから10年後、自分の人生を完全に一人で歩き始めた子どもたちが迷った時、人生の先輩としてどんな教えを残してあげられるか。もう親を素直に頼れない年齢になった時に、自分の経験から得た教訓を一冊の本にして残せたら、もう余計な提言も煩わしい小言も必要ないだろう」

この本は田端信太郎氏のこれまでの47年間の「生き方」の記録であり、選択の指針となる考え方、本音を一冊に凝縮したもの。
仕事、人生、家族関係に悩む人、また「どう子どもを育てるか」と悩む親たちの世界を、広く前向きにする人生の指南書となります。

<目次>
第1章 自分軸
 君は「やる」側なのか、「やらない」側なのか
 99%の「やりたい」ではなく、1%の「やる」が夢を叶える
 GOサインはいつだって自分で出せ
 成功の99%に隠されたたった一つの事実
 人生を左右する「運」が生まれるメカニズム
 好奇心とは脳みその食欲である
 行動力を加速させる「欠落」の正体
 世界を広げるツールはどこにでもある
 原体験が生きる感度を上げる
 世界を人げるツールを探せ
 原体験が生きる感度を上げる

第2章 家族 
 人生を鮮やかにする子どもとの生活
 君が家族を持つ時、家族の意味が分かる
 子育てに「意味」はない
 子どものために頑張る、は危険思想
 子育ての正誤は死んでからでないとできない
 子どもは他人、究極の他者
 楽しめない大人の背中を見せるな
 三十越えたら仕事を現実逃避
 子どもの反抗心を喜べ
 弟子としての息子と子どもとしての娘
 父親とは最初のライバルである
 子どもには教えること以上に、教えられることがはるかに多い

第3章 学び
 満足した人生とは一生学んでいる状態のこと
 学校で学べること学べないこと
 仕事とは関係ない場所のメンターを探せ
 即効性ばかりを求める勉強をするな
 取って出しのインプットはダサい
 読書は国境も時空も越えた会話である
 父から君への課

感想・レビュー・書評

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  • 自分の子供へというテーマではあるが、人生の(仕事、恋愛、家庭)先輩が若者に向けて生きるスタイルについて発信している本。

    20代後半で少し世の中に慣れてきて、今後結婚なども考える自分にとっては改めてどういうスタンスで生きるのか?考えさせられる内容だった。

    個人的に本書を読んで覚えておきたいと思った部分は「常に教養/経験を身につける事で人間の深さを作りが変わる人の幅を増やす事」「職場外のメンターを作る事←自ら主体的にしないとできない」「自分はどう生きたいか常に考える事」の3つ。

  • Tさんオススメ本。

    まず最初に告白すると、今までなんとなく「田端さん」という方を好きになれなかった。なにか「ドギツい」方という印象があった。(「ブランド人」の本や、いくつかのyoutubeを見て)

    ただ、この本を読んでいて気付いた。
    おそらく、この感情の理由に「同族嫌悪」が多分に含まれていそうだと言うことに。

    なぜなら、今回の本を読んで感想を一言でいうと、
    「うん、そうだよね」
    的なことなのだ。

    基本的にすべて「同意」なのだが、
    逆に目新しく「新しい発見」が個人的にはあまりなかった。
    おそらく基本スタンスがにているのだろう。

    一つワクワクしたのは巻末の「アメリカ旅のまとめ」だ。
    自身も(自身と息子が楽しむため)の旅行をやってみたいと思う。


    # 心に残ったポイント
    - 「死ぬまでにやりたいこと」のアメリカ旅行など、実は意外と計画立ててみると意外と手が届くもの => 結局「やる」が重要
    - ブランドエクイティピラミッド
    - 男の最高の美徳とはなにか => 「自己犠牲」by 石原慎太郎 & 三島由紀夫

  • めちゃくちゃ良かった、時代を生き抜く強い人間になれるヒントがたくさん書かれていた。定期的に読み直したい。

  • 良作
    誰にでも勧めたい

  • 2023/4/30 読了

    人生観、死生観、言語化されてここにつまってた
    気づいたときにはあとがきだった

  • 今までビジネスパーソン向けの本が多かった著者による初めての哲学の本。目的は、息子に見返してもらうことというものであるが、同じ父親としてみても学びが多い。自分だったら息子に何を伝えたいか、そう思いながら読んでいたらあっという間に終わった。響く箇所がいくつもあるはず。父親も母親も、親になりたい人も親の務めを終えた人も、面白いと思う。

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著者プロフィール

田端信太郎(たばた・しんたろう)
オンラインサロン「田端大学」塾長。1975年石川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。NTTデータを経てリクルートへ。フリーマガジン「R25」を立ち上げる。2005年、ライブドア入社、livedoorニュースを統括。2010年からコンデナスト・デジタルでVOGUE、GQ JAPAN、WIREDなどのWebサイトとデジタルマガジンの収益化を推進。2012年NHN Japan(現LINE)執行役員に就任。その後、上級執行役員として法人ビジネスを担当し、2018年2月末に同社を退社。その後株式会社ZOZO、コミュニケーションデザイン室長に就任。2019年12月退任を発表。著書に『これからの会社員の教科書』『これからのお金の教科書』『部下を育ててはいけない』(SBクリエイティブ)、『ブランド人になれ!』(幻冬舎)他。

「2021年 『これからの会社員の課題図書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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