- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839600501
作品紹介・あらすじ
バンコクは本当におもしろい街だ。タクシー、バス、トゥクトゥク、ホテル、デパート、宝くじ、ビニール袋、パン、etc.。徹底的に歩きまわり、聞いて、調べて、できあがった傑作です。
感想・レビュー・書評
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生活者ではなく、旅行者の観点から見た本とありましたが、まさにその通り。しかし、普通に見ているだけでは見逃してしまうような視点そして、追求をされてます。
始めてのバンコク旅行前に読んだのですが、ガイドブックでは味わえない予習ができて、読まなければ目がいかないところも楽しめました。
バンコクもどんどん変わってきているので、本の内容と異なるところもありますが、そこも含めて楽しめました。 -
旅の本ばかりを20冊近くも出しているという前川さんは、生粋の旅人のひとり。高校卒業後建築作業員や料理人などをしながら海外旅行を繰り返し、ライターになったという経歴があります。アフリカやアジアの本もありますが、そのほとんどはタイがテーマ。なかでも「バンコクの好奇心」は「タイシリーズ」の最初の一冊です。
バンコクのホテルや乗り物、宝くじなど「面白い!」と思ったものを徹底的に調べて、聞いて書かれたその内容は、他に紹介されている「旅の雑学ノート」シリーズに通じるものがあります。「なぜ?」と疑問に思わなければ、そのまま見過ごしてしまうもの。でも一度気づいてしまったら、そのままにしておけないこと。多くの旅行者が、どこかでひっかかっていながらも放っておくそんなギモンを、きっちりと納得いくまで足で調べた、タイの生活ガイドです。
海外旅行に目覚めるきっかけが料理だったというだけに、食へのこだわりも相当のもの。他に「バンコクのにおい」「タイの日常茶飯」など、タイにこだわった作品も必読です。