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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839601355
作品紹介・あらすじ
ビルマ最北部、中国と国境を接するカチン州。ここで三年間、カチン民族解放軍と起居と共にした著者が苦闘のあとにたどりついたテーマが「自然の中での人間の生と死のつながり」ということでした。たとえば、森に生まれ森に死んで神話の世界に旅立つ魂。自然のめぐみを生命の糧とし、死んで自然に還る肉体。戦闘、処刑、病気などによる日常的な死・・・。自らもマラリアで生死の境をさまよいながら渾身の力で書きつづった異色の紀行です。
感想・レビュー・書評
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1980年代頃の北ビルマ、カチン州における少数民族独立戦争の様子のルポルタージュ。今では貴重な記録です。また、著者が、焼畑や採集狩猟で生きる人々との交流で感じた自然、人間の生活の根源を問う本です。
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