タイの田舎で嫁になる: 野性的農村生活 (JVCブックレット 4)

著者 : 森本薫子

• めこん (2013年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

嫁いだ先はタイのさいはて。
雨水を飲み、虫を食べる野性的農村生活を既に6年。
興奮するほど楽しいことも、うんざりするほどいやなことも。
しかし、なぜか私と３歳の息子、１歳の娘はますます元気だ。
その秘密は？

感想・レビュー・書評

[daystarさんの感想 · 2013年9月13日]

タイの東北地方についての本で、よいものはほとんどないと思う。これは良書。実体験ばかりで書かれており、分かりやすいし共感しやすい。タイ東北の強みと弱さが丁寧に描かれている。なぜ貧しいのか、すぐに分かる一冊。

[natsume15さんの感想 · 2020年12月25日]

文字通り「タイの田舎で農家のお嫁さんになりました」という話。
タイの農業の実情、家族・親戚に囲まれた農村暮らしなど。

ページ数はあまり多くないけれど、水事情や日々の食事のことなど、そこに暮らしている人じゃないとわからないような情報が入っていて、あちらでボランティアなどをしようという人には参考になると思う。

著者プロフィール

1971年生まれ。埼玉県出身。市場調査会社勤務を経て、JVC の「タイの農村で学ぶインターンシップ」に参加しタイ北部に約1年間滞在。
その後JVC タイ事業担当としてタイに駐在（2001～06年）。
退職後、タイ東北部にタイ人の夫・2 人の子どもと暮らしながら自然農業に取り組みつつ、JVC研修生の受け入れなどを行なう（2007年～）。

「2013年 『タイの田舎で嫁になる 野性的農村生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」