清く香しく

著者 :
  • めるくまーる
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839701345

作品紹介・あらすじ

独り生きる人びとは、泥の中でも汚れない
蓮の花のように生きようとする。


法頂和尚は繊細な感覚の詩人である。
山中に独り暮らす彼を、小鳥や野の花、風や雪が祝福する。
真の孤独と、深い悟境から発する言葉は、
日本人の心にも深く染みいるだろう。

何十億ものお金を費やして豪壮な寺を建造し眩しく
飾り立てたとしても、それは宗教の本分ではない。
たとえ崩れかけた小屋に住もうとも、覚めた魂で発心修行し、
正しく教化するなら、そのとき初めてこの地に仏教が
新たに芽吹くことだろう。

著者プロフィール

韓国の禅僧であり、エッセイストとしてよく知られている。
ハングル大蔵経の訳経委員、仏教新聞主筆、松広寺修練院長
などを歴任したが、最後は韓国江原道の電気もない小さな村
で、薪を拾い、畑を耕しながら、清貧の道を求め、一人暮ら
していた。2010年3月入寂。

「2018年 『無所有』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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