- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839909864
作品紹介・あらすじ
コンピューターの中核であるCPUという名のブラックボックス。その動作の「超」基本原理から具体的な設計例までを解説。アキバで手に入る部品だけで実際の製作も可能。
感想・レビュー・書評
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知らない世界を垣間見れる良い本。
20年前の本ですが基本は今でもこれなんでしょうね。
語り口はかなり砕けているのに内容はちゃんとしているというお手本のような技術書。
40ページに1回くらい出てくる表紙のメイドさんがかわいいですが、本文の関係はなし。もえたんが流行った時代だったからこうしたのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特集:「先生と先輩がすすめる本」
「コンピュータを作れ」と言われれば、1)CPUボード(マザボ)を買ってきて、2)メモリー、ハードディスク、ケースや電源、グラボなどを揃え、3)OSをインストールして……と本学学生(特に先進工学部)諸君であれば答えられる方も多いだろう。では「CPUを作れ」と言われたら?「それは個人では無理でしょ?」と考えるかもしれません。いえいえ、個人でも出来るのです。半田小手とテスタ、抵抗・コンデンサー・ダイオード・ロジックIC(たった10個)があれば後は根気次第で出来上がります。ではどうやって? ……まずは本書を読んでください。
(ロボティクス学科 教員推薦)
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00018002 -
読み物として。
以下勉強になった単語一覧。
カルノー図、プルアップ、プルダウン、プログラムカウンタ、レジスタ、フリップフロップ、命令フェッチ、キャリーフラグ -
*おすすめコメント
4bitCPUをロジックICで作る本です。CPUというブラックボックスを自らで作りながらブラックボックスでないものにしていく楽しさを感じてほしいです。読む上で必要な知識はオームの法則程度で、電子工作の初歩から論理回路までわかりやすく説明されており、実際作らずに読み物としても楽しいとおもいます。
*学生へのメッセージ
いろいろなことに挑戦してください。
*OPACへのリンク(所在や貸し出し状況を確認できます)
https://libopac3-c.nagaokaut.ac.jp/opac/opac_openurl?kscode=018&ncid=BA64084966
推薦者:学生(電子情報工学科) -
もっと早く読みたかった。
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めちゃくちゃ面白かった。基礎的な話なので、2020年に読んでも情報はまったく古くないです。CPUについては一応昔パタヘネ読んで勉強したのでほぼ復習で、どちらかと言うと電子回路の勉強になった。
つくるのが本番で、部品揃えたけど、まだ完成してない。。。 -
FPGAやArduinoを触る機会が増えそうだったので、回路に関して簡単に学習したく購入
フリップフロップ回路ぐらいまでは非常に段階的でわかりやすい。
そのあとはしっかり読みながら回路図を追う時間が増えるが、それでも非常にわかりやすい
良書だと思います。 -
CPUの基本原理から設計例までを解説する入門書。理図書 548.22||To63 12038766
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# 書評☆2 CPUの創りかた | くだけた文体で中途半端な解説のため,理解に電子回路の知識が必要
## 概要
Amazon.co.jpでの評価がかなり高かったので注目していた。しかし,期待外れだった。
書名通り,簡単なCPUの作り方を解説している。ただし,内容はかなり人を選ぶ。電子回路を使ってCPUを組む都合,電子部品や電子回路の知識を要求する。
本書内で,基礎的なことも解説しているように見える。しかし,全体的に中途半端でこの説明では,電子回路の勉強をしていないと理解は難しいだろう。
あまり内容を固くしたくないのか,くだけた文体で書かれている。これをどう捉えるかは読者によるが,自分にとっては読みにくくて,解説も中途半端に感じたので,合わなかった。
書籍の冒頭では,実際に電子回路を組むというよりは,読んで作りを理解することが,参考になるというようなことが書いてあった。しかし,これを読むだけで理解するというのはハードルが高すぎる。
## 結論
自分で実際に電子回路でCPUを組むというところが興味深いテーマだった。Amazon.co.jp上での評価も高かったので期待していた。しかし,いかんせん読者を選ぶ本だった。
電子回路の知識がない人,電子回路を組んだことがない人は本書の内容をたぶん理解できない。Amazon.co.jpで過大評価されていると感じた。
CPUについて勉強したければ,他書を強く薦める。
パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2018/12/07/ -
表紙は、さておきかなりわかりやすい。