ディフェンシブ・ウェブデザインの技術: 「うまくいかないとき」に備えたデザイン、「上手に」間違えるためのデザイン (Web Designing BOOKS)
- (株)マイナビ出版 (2005年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839916060
作品紹介・あらすじ
40のガイドラインでわかる、エラーに備えたサイトデザインの技法と実践!サイトにエラーが起きるのをあらかじめ防止し、問題が起きてしまったときには訪問者がスムーズに立ち直れるよう配慮して、フォーム画面やエラーメッセージ、ヘルプ画面などをデザインする。それが「ディフェンシブ・デザイン」です。本書は「ディフェンシブ・デザイン」の考え方から、具体的な実装法まで詳説した、ウェブデザイナー、情報アーキテクト、開発者など、すべてのウェブ制作者必読のウェブ・ユーザビリティのルールブックです。
感想・レビュー・書評
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新刊ではすでに手に入らないようで、中古で購入。
いかに利用者にストレスなく使ってもらえるサイトを作るかをgood、badを使ってわかりやすく提示してくれます。
2005年発売と新しくはないが(新刊では買えないようで)、今もこれから先のサイト制作にも役に立つ根っこの考え方が載っています。
事例が海外のサイトなので、日本の事情と異なる部分もありますが、ところどころ日本語監修者のコメントがあり、日本事情にそった考え方を示してくれるのが、とても良いと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウェブユーザビリティにどう向かい合うべきかについて、エラーという軸で多くの気づきを与えてくれる貴重な一冊。そういや前々職の社長は「エラーという言葉すら使うべきではない。ユーザーに失礼だ。」と豪語していたな。おっしゃるとおりです!
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案外この観点の本は少ないと思うので、デザイナやIAが読むには良いかと。
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一般論としての、ユーザにとってのあるべき形が提示されています。
べからず集としてまとまっているのでチェックリスト的に活用できます。
理想的にはUXの専門家にまかせておきたいところですが、よほど大きな会社でもなければUXのプロなんて普通いないので、開発者やデザイナともに、こういう視点は持っておきたいところ。 -
この本でいいたいたことはシンプル。
「WEBサービス」をうまく使えないのをお客さんのせいにすることなかれ。
そして、うまくできなかった人のために
「面倒くさいシステムの実装をきちんとしてやれ。」
それが
「あなたの会社がいかにお客さんを大切にしている会社かを示す良い機会になる」
ということでした。
それは逆説的に言えば、
うまくシステムを使えないのをお客のせいにしている、とお客に思われるサービスを提供している会社は、世間からは、万事についてそういう会社だと思われてしまう。。。ということ。
この示唆は、WEBが一般的になってきた今、ますます重要な観点になるだろう。一度は読んでみても損はないのでは?
でも実際、フォーム系の実装ってめんどくさいのよね。w
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デザイナーよりSE寄りかも
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簡単にまとめると、
ユーザは間違えるものなので、その時の対処の方法が大切だ
となります。
言い換えると、
エラーが出て、何も対処の方法が書いてなかったらムカつくやん!?
とか、
こんなミスくらい受け入れてくれよ!
ちゅうことです。
結構、なるほど〜!って思わされる点が多かったです。
デザインの方法だけでなく、考え方もスゴク勉強になります。
また、良い点と悪い点を明確にして比較してくれてるんで、かなり読みやすいです。
本とか論文ってこういう風に書けば伝わるんや!ってことも分からされます。
ただ、この本を読むと、ネットサーフィン(←何か表現が古いなぁ〜)をしてて、逆にイライラしてきます。
何でこんなに使いヅライサイトやねん!?
って思うのがメッチャ多いですね。
う〜ん、批判的にサイトを見てしまう自分がいます(>_<)
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aにはない
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リファレンス的に使える。ウェブデザインの法則。