- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839947873
作品紹介・あらすじ
あの世紀の一戦を出場者本人が語る。人間VSコンピュータ棋界を揺るがす団体戦!!棋士とプログラマーが全霊を込めた熱き戦いの記録。
感想・レビュー・書評
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将棋
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第2回電王戦の自戦記・開発者一問一答・観戦記。
興味深いのは自戦記ぐらいだが、そんなに驚くような裏話もなく、全体的に浅い仕上がりの本である。 -
第二回電王戦です。
TS、リアルでも見直したりしていたので、良かったのですが・・・。
保管するの?って言われると、ないので。 -
第一局の夢枕獏による観戦記がひどい。
将棋にかこつけた雑文で文字数を稼いでいるだけ。もっとちゃんと書ける人に頼んだ方がよい。 -
面白い。人間側がいかにコンピュータの終盤を恐れていて、それが戦術に影響しているかということが。
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人間側から見て1勝2負1分におわった、先日のプロ棋士とコンピュータ将棋の 5 vs 5 団体戦「第2回電王戦」についての書籍です。
実際にコンピュータと対戦したプロ棋士の方々の解説や感想も手厚く、とても面白かったです。ところどころ感動しました。。
唯一の勝利をあげたプロ棋士の解説で、本番前に練習用にソフトを提供され練習を始めたが、始め何十局とずっと勝てなかった、といった記述があって、プロが普通にさして何十局とずっと勝てないような強さなんか、大会の結果はたまたま勝ったり負けたりっていう程度のレベルではないんだなー、と思いました。。
三浦八段が登場した最終局では、今までプロ棋士がさしていないいわゆる「新手」が勝利したGPS将棋から出たんだそうな。
プロ棋士がコンピュータの指し手を参考にしたり、研究に使ったりという状況にもうなって来てるようです。
コンピュータ側もプロ棋士の棋譜から学習し、プロ棋士に負けた対局から日々学んで進化を続けている状況のようで、そのような相互作用もとても興味深いです。
開発者の本音としてはもうほとんどのプロ棋士よりコンピュータソフトの方が強いと思ってるようなのですが、
なんであれ、将棋は今コンピュータソフトが人間のトップクラスに追いつき、追い越してゆこうという"瞬間"を迎えている様子で、とても面白いです。
羽生ちゃん、渡辺ちゃんといった人間側の天才、勝負師、リーサルウェポンたちがソフト相手にどんな人間ならではの技や創意など繰り出してくれるか、その技から学んでソフトがどう強くなるか、そのソフトから学んで羽生ちゃんたちもさらにどうやって創意を発揮するか、みたいな、熱い時代を迎えてるんじゃないでしょうか。。 -
立場や性格が文章に反映されていて面白い。
ニコニコ生放送は全局生放送で見られた。テクニカルには局中の解説された筋がほとんどだったが、資料的な価値が高いと感じた。
しかしまあ、もし電子版が出ていたらそちらを買っていただろう。 -
阿部光瑠4段の文章しっかりしてるな。同じ10代でも某棋士のコラムは作文だったなと。
船江さんの文章は読みごたえある。対局中の心中が流れ込んでくる。府中の直線よりもはるかに長く。船江さん競馬好きなのか。
塚田泰明 自戦記読むとよっぽどおもうところがあったんだな と感じる。あの局面はプロとしては負けだけど対コンピュータとしては引き分けなわけだ。将棋は原則玉を詰ますゲームだが、特例も含めて将棋であるわけで。批判も多いだろうがこれはこれでよかったと思う。みんな鰻の味覚えて無いんだな。第三回ありそうらしい。朗報
どの棋士も書いていることだが基本的にみんなはじめはコンピュータに負けるところから入っている。そして徐々に戦えるくらい勝率まで持って行って対局にむかっているようだ。