- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839952587
作品紹介・あらすじ
何でも買えてしまう世の中だからこそ、手作りの良さがある。裁縫箱から見えてくる手作りのエピソードと暮らしのカタチ。
感想・レビュー・書評
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いろいろな人の裁縫箱。どんなものを使っているのか興味津々。みなさん、お家もとにかくシンプルな印象。自分は不要な物を持ち過ぎているなと改めて思いました。。
大塚あや子さんのソーイングワゴン、いいなぁ。道具も可愛らしい物が多く、ステキ。おばあちゃんたちの裁縫箱が缶や箱の再利用だったり、娘さんが使っていた裁縫箱だったりするのが印象的だった。 -
コロナ禍の自宅待機時期に裁縫道具や製本道具を整理してワゴンにまとめました。
道具を片付けると、やる気は出るもので、以降製本の練習はするようになりました。
引き換え、裁縫はとても苦手です。
他の工芸に比べてアバウトにできないイメージを持っているので、着手することが後手後手になっていました。
そんなことを考えていた矢先にこの本と出会いました。
道具箱は、その人のの考え方、譲れないものが凝縮していのだなと思いました。
大きめの箱に雑多に入れる人、箱の中で入れ子の箱を入れて細かくまとめている人、お子さんが学校で使ったいたプラスチックの裁縫箱を譲り受けて使っている人、お菓子箱を使っている人。
紹介されている人に皆共通していたのは、箱の中はカラフルだということ。裁縫道具って、どれもカラフル。ハサミや待ち針は取り扱い注意なものなので、カラフルなのはとても納得できます。刺繡糸やチロリアンテープもどれも華やかでした。
後半ページに、70代以上の方々の裁縫箱を紹介しているページがあります。そのページを見て、胸が熱くなり、図書館で借りたこの本を結局購入しました。
手芸は性別や年代を超えて日常的に行われる生活科学だと思います。この本の唯一
残念だと感じた点は、男性の裁縫箱の紹介が1つしかなかったことだけでした。
制作しながらプランニングする+リバイスする=その工程を楽しむことが、裁縫の原点。登場した多くの作家さんが、そのようなことを仰っていたことがとても印象的でした。上手に作ることよりも大事なことがあると。
さて、裁縫。
来年から頑張ります(汗) -
数人の裁縫箱の中を見れるだけでなく、裁縫にまつわる話、おばあさんの裁縫箱、建築家がデザインした超機能的な木製の裁縫箱などなど、沢山の見どころが。
貝の糸巻きというのがとても変わっていて、欲しくなった。 -
ヒトの裁縫箱をのぞくって面白いんだなー。
箱に収まらないものはたくさんあるだろうけど、
頻繁に使う基本の詰まった箱は、基本なのにそれぞれに違う。
最後のページの、手仕事をするおばあちゃんたちの表情がとてもイイ。
自分の指でモノを作るって、とても大事なことだと思うのよね。