- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839971984
作品紹介・あらすじ
成長著しい一方、競争も激化するEC市場。その中で自社のEコマースを成功させるにはどうすればいいのでしょう?
自社のEC戦略と戦術の立て方、システムの選び方、実際の運営まで、国内9500件超の支援実績を持つECコンサルタントが、現場で培ったノウハウを全公開。
ECで売れるモデルはどのように作ればいいのか?
自社サイトで販売する「DtoC」モデルも増えていますが、具体的にどのように取り組めばよいのか?
楽天市場やAmazonなどのモールそれぞれに対して、どのような施策が有効なのか?
本書で具体的に解説します。
EC担当者として「スペシャリスト」になるために必要な知識とノウハウを、本書で手に入れてください。
感想・レビュー・書評
-
エンゲージメントを維持向上させながら、フルフィルメントの受注スルー率をいかに上げられるか
自社ECサイト経由注文のみ自社出荷にして、ECモール系に関してはFBA出荷とか?
同時にフルフィルメント比率を少しでも下げられるように、業務を効率化(簡素的にやるわけではなく)
デジタルインフルエンス比率がどんどん上がっている
→アメリカでは50%を超えているらしい
ECサイトとライブコマースは以外と相性がいいみたい
実店舗での平均売価が400円弱のものが、ネットでは平均売価4000円弱のカテゴリーがあったりする。
「ウェブ接客ツール」「レコメンドエンジン」などを使用して、CVRの数字を上げるための施策を打つのは楽しそう。
①カテゴリー内で1番を目指せるカテゴリーを探す
②商品ページの作成(集客商品の設定)
③集客
④接客(CRM)
⑤ヒットした商品を集中販売
⑥カテゴリー付加
季節限定とか、年間のイベントごとで商品を売り出していくときは、イベント日の2か月前から出品する。例えばクリスマスなら10月からとか。
年間スケジュールをあらかじめ組んでおけば、慌てずに済む。
スマホから見たECサイトのポイント
・数字の利用
・イメージを後押しするフォント選択
・ファーストビューで想像を促す
KPIをどの項目に設定するのか。
マイルストーンを設定して、KPI達成するうえで、途中経過も分析測定。
カスタマージャーニーが複雑化しているが故に、自社ECサイト、モール、口コミ、レビュー、SNSなど多岐にわたって充実させておく必要がある。すべてが離脱ポイントになりかねない。
Shopifyはイニシャル0で、月額9,000円ほどでカート利用可能
自社ECサイトとモールの違いの1つは「ファンを育成、リピートをつなぐ」こと。
自社ECサイト自体にはあまり価値はなく、CRMを構築して初めて価値を発揮する。
自社ECサイトもモールも、回遊性を高めて離脱ポイントをいかに減らせるかが重要。
FVは、「何屋なのか一目でわかるように
レビューが大切。(お客様の声を見てお客様は背中を押されることは多々ある)
同梱物にQRコードなどを入れた場合、QRコードからのページ訪問がどれだけあったのか確認できるように、URLに専用のパラメーターを入れると、効果測定ができる。
日本では、モールや自社ECサイトからものを買った場合、届くのは当たり前の世界になっている。
お客様にいち早く届ける事での感動や、ちゃんとものが届いた感動はもはや感じられない。
そこで、「箱を開けた時の感動」や「気持ちのこもった販促品」で差別化をはかり、お客様に感動を与える。
メルマガでの重要指標は
「開封率」「クリック率」「配信数に対する購入率」「開封数に対する購入数」「訪問数に対する購入率」
誕生日月にクーポンを発行する場合は、前月からリマインドをしておくと効果が違う。
カート統合するか否か。
カート統合のメリットは、SKUが増えることでページを占める割合が高まる=売上UP
デメリットは売上分散による上位表示に影響がでる、レビューの分散
仮に統合するとなっても、前のページは消さなくていい
100人いたとき、80人がスマホ、うち60人がスマホアプリから
うちのSKUの中では人気NO1!?
検索の表示順位は
・検索キーワードと商品名の関連性(サジェストワードを盛り込む)
・商品の販売実績
・レビューの件数と評価
年に4回のsupersale、お買い物マラソン、超ポイントバック祭り、ブラックフライデーも
商品の検索結果のところ、メルマガ、販促物に、追いメルマガに
という風に何段階も消費者に様々な形でアプローチすることで、こちら側が伝えたい内容に気づく。
LINEでメルマガを打つと、開封率が30%~50%にまで上昇する(メルマガは10%~20%)
配信時間をあえて他社より遅くずらすことで、ラインのトーク画面の一番上にくる
Amazonはメイン画像とサブ画像の6枚までしか表示されない。
メイン画像には文字などを入れる事ができない。
サブ画像に関しては、文字などをいれることができる。
Amazon内のブラウズノートを変更することで、上位表示かつ権威感を持たせられる。
Amazon内の広告
・スポンサープロダクト広告
→Amazon内のリスティング広告
マニュアルターゲティングとオートターゲティングの2種類あり
さらに細かくオフェンス配信とディフェンス配信の2種類がある。
マニュアルターゲティングの中にさらに、「商品ターゲティング」という広告がある。
狙った他社の商品ページ内に自社の広告を出稿する。
・スポンサーブランド広告
→Amazon内のディスプレイ広告
・スポンサーディスプレイ広告
→かごの近くにある広告
Yahoo!ショッピングでは、「均等配信」という概念がある。
→設定予算を期間内に均等に配信するシステム詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
EC担当者は入門編として読んでおきたい。
-
ECサイトを運営する人向けの業務ポイントがまとまっている。スマホやアプリでの見せ方、楽天などのマーケットプレイスでの季節性以外のイベントでの売上変動など、デバイスやサイトごとの見せ方や施策について説明されていた。