スウィングガールズ

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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本棚登録 : 222
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840111362

作品紹介・あらすじ

映画『スウィングガールズ』原作。監督・矢口史靖初の書きおろし青春小説。「ジャズやるべ!」-ビッグバンドジャズに魅せられた田舎の少女&少年の、瑞々しくも大爆笑の日々。映画では語られなかったエピソードも満載。

感想・レビュー・書評

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  • 映画「スウィングガールズ」の原作本、となります。
    音楽って楽しそうだなぁ、、という事を実感させてくれる内容。

    なお、題材がとある東北の高校でのジャズバンドとなっているため、
    映画を観てから読むと、音や風景がイメージで来て楽しさ倍増だと思います。

    これもまた、一つのクロスメディアになるのかな。
    上手い具合に相乗効果が出ているのではないかと、感じました。

    ちなみに、実際に音楽をやっていた人であれば、
    なお一層クスッとするネタが、あちらこちらにちりばめられてるとか。。

    ん、音楽下手な私はその辺りの機微はわからず、残念でした。。

  • 大好きな映画のノベライズ版。
    映画と小説で二度美味しい。

  • JAZZよいなー

  • いわゆる典型的なエンタメ小説。映画が先、というパターンを読んだのは初めてだが、映像を文字に起こすのって大変なんだなーと思う。小説を書くという行為は、もともと頭の中のイメージを文字に起こしてる訳だから、同じ作業であるはずなのに、その映画が外部から入力されたものだと、どうも表現が固く、弾まない。その違いはどこから来るのだろうか。DVDを借りて、嫁と見てみようかな。

  • ほしゅうを夏休み中受けていた高校生が、野球の試合を演奏する中、あることにより、次の試合の演奏がピンチに!そのあることをつぐないを…

  • ウォーターボーイズに続き、こちらも
    矢口監督自らによる劇場版のノベライズ。
    本単体で見た場合はこっちが断然良かったです。

    とはいえ、音楽の物語だから、やはり音が入ってこそとは
    思いますが、今回はウォーター~より、
    仲間がどんどん惚れて、まとまっていく様子が
    丁寧に描かれていて(何より「衝動」に説得力もあり)
    今回のほうがしっくりきた感じがしました。
    皆最初はクソガキャー!て感じなのに、彼女達&彼(笑)が
    どんどんジャズに惚れていくように
    皆に惚れていきます。

    おまけで、あとがきでもありましたが、実際は「ジャズやっぺ」の
    ほうが近いらしいですね(*´▽`*)

  • ドタバタコメディ。
    登場人物が多くて、米沢弁?が頭の中でなかなか標準語に変換されなくて読みづらかったところがあったかも。
    ただ勢いがあって、女子高生(と少年)が、ビッグジャズバンドを組んで演奏するのはなんだか楽しげで、私も誰かと楽器を合わせてみたくなる、そんな楽しさがある。

  • 大好きな映画のノベライズ版♪監督自身が編集用のシノプシスに加筆、小説化したのでストーリーは映画作品のまま。読んでいて映画の場面が脳内再生されるのが楽しい。スイングミュージカルの名作映画『ベニーグッドマン物語』や『グレンミラー物語』から有名なスチュエーションをオマージュとして本編にちりばめてあり、ミュージカル洋画ファンも思わずニヤける展開や細かな心理描写は画よりも文字の強みか、これがノベライズの真面目。サントラをはじめ、グレン・ミラーやベニー・グッドマンのスィングナンバーをBGMにすればなお楽しめます♪

  • 読み出すと、止まらなくて、テスト前なのに、勉強そっちのけで読んだ本(笑)
    米沢弁(?)もいい味だしてます。←
    この本読んで、ちょっと(?)音楽が好きになった気がします。

  • 映画の撮影風景やそれにまつわるエピソードが楽しくわかっちゃう‼

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著者プロフィール

矢口 史靖:第7回PFFスカラシップ作品「裸足のピクニック」(93)で、劇場映画監督デビューを果たす。男子高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦する「ウォーターボーイズ」(01)で注目を集め、日本アカデミー賞の優秀監督賞と脚本賞を受賞。続く「スウィングガールズ」(04)では、東北地方を舞台にスウィング・ジャズに熱中していく女子高生を描き、同最優秀脚本賞を受賞した。その後も、オリジナル脚本のコメディ作品「ハッピーフライト」(08)、「ロボジー」(12)などを監督し、ヒットさせている。

「2017年 『映画公式ガイド『サバイバルファミリー』の歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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