うまなみ三国志 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840122795

感想・レビュー・書評

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  • 歴史漫画コーナーを探してたのだけど(店内の検索PCも歴史漫画を示してた)、実はガチの歴史資料コーナーにあったという。

    一般に知られている『三国志演義』ではなく、史実の『三国志』を現実的な観点から解説している、と思う。
    戦争や酒、服装や貨幣の話まで多岐にわたっている。
    フィクションかと思うくらいチートな曹操だけど、実は頭痛持ちで苦しんでいたという人間くささとか面白い。
    その流れで華佗を処刑してしまい結局自分が苦しむところとか、実に良くできている。(史実だけど。)
    しかも更に、その背景に「病人・病原に触れる医者は穢れていて身分が低い」という古代の中国の価値観があり、どんな良い治療したところで地位の低い医者でしかないってのが我慢ならなかった、みたいな話まで載っていてすげぇ面白い。

    宦官の話がひぎぃ!
    そりゃ、これだけの思いして宦官になるのであれば、権力のひとつも欲しいところだろう。

  • ためになる三国志

  • 濃厚な三国志の蘊蓄と脇の知識がつまっていて、暇なときに読むのに最適。なにより、三国志愛を感じる。恋姫を正しく評価しているのもうれしい。

  • 題名から、ちょっとエッチな話かと思っていたら、ものすごいストロングスタイルの三国志の豆知識(というより、三国志時代の歴史の豆知識)のマンガでした。
    しかも、前半のコラムとマンガが別れていない「あらすじ編」のパートは、字が小さすぎて読めないぐらい半端ない情報量。

    そして、結論は、やっぱり曹操はすごかった……という、ごく当たり前の結論に。

    でも、孔明が謎のホーミングをしてビームを出す人という認識は、本当になつかしいなぁ。
    でも、そうやって、三国志に入っていく人って、けっこう多いのかも。わたしは、NHKの人形劇からかな。もしかすると、そのパロディの「STOP劉備くん!」からかな?
    妹は、そこから、ゲームに進んだんじゃないかと思います。

    妹は、三国志マニア(?)で、その影響が、強いですねぇ。
    まだ、「コーエー」が、漢字の「光栄」で、元気だった時代のお話です。

  • あらすじ編は三国志のストーリーを本書の三分の一で説明しているので、1ページの中にみっちり詰められた文字が小さくてとても見づらい。
    でも話の流れはこれでかなり理解できるので三国志を把握するのには良かったと思います。
    トリビア編も文化や酒、お金や紙などなど、いろいろ知れて面白い。
    ただ裏表紙にも書いてある通り、読みづらいです。全体を通してぎっちぎちに詰め込まれているので読みごたえはありますが目が痛いです。

  • 普通に面白いし内容も充実
    個人的には孫策と呂範の呉の話があるのが嬉しい

  • 正直に言うと、悔しいです。
    半分ネタで買った本だったんですが、「超初心者に三国志を分かり易く詳しく解説するよー」という趣旨の本だけあって、凄く分かり易い。しかも、スルーされる「英傑達の給料は推定いくら?」「当時の物価の相場」「当時のお酒はどんな物?」「紙が爆発的に広がった理由」「前半と後半で活躍する武将のタイプが猛将から知将に移ったわけ」とこの辺りがまあ、凄く詳しい。知りたかった辺りのことなので、嬉しかったです。

    余談。
    戦場での孔明さんの服装、実際波高だったと思うよ?
    の武将と同じく鎧兜姿の孔明さんは、是非見てみたいと思いました。
    背が高くて美丈夫だったという孔明さんの甲冑姿は、きっと格好良いでしょう。

  • まだ読んでないので後日記載

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