かのこん 12 (MF文庫 J に 1-12)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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本棚登録 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840126397

作品紹介・あらすじ

葛の葉との戦いにも決着がつき、落ち着きを取り戻した薫風高校。ちずるや耕太、望たちもまたエロス満開な日々を送ることになる-はずだったが、何やらちずるの様子がおかしい。「こ、耕太くんのために作ったんじゃないんだからね!」などと言いながらお弁当を渡してきたり、お礼を言う耕太に「…別に」などとそっけない態度をとってみたり。新しいアプローチに戸惑う耕太。そんな時に、薫風高校に「三珠」を名乗る新たな少女がやってきて-。純愛行為の終わりを見せない大人気学園ラブコメ、ちずると耕太、ついに二人の愛の結晶が…!?の12巻です。

感想・レビュー・書評

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  • 葛の葉および三珠美乃里との戦いが終わり、耕太とちずるに日常の生活がもどってくることになります。ところが、それまでところかまわず耕太を求めてやまなかったちずるが、なぜか彼に対して恥じらいを示すようになってしまいます。ちずるは、耕太に対する恥ずかしさを乗り越えてもう一度彼との濃密なコミュニケーションをとりもどすため、さまざまな努力をおこないます。

    一方、薫風高校には新たに三珠家の当主となった三珠未弥(みたま・みや)が、転校生としてやってきます。耕太とたゆらは、未弥のねらいがどこにあるのか見定めようとしますが、そんな彼らのねらいを未弥は巧みにはぐらかしつづけます。

    これまでライトノベルの限界に挑戦してきた耕太とちずるの濃密なコミュニケーションが一転して封印されてしまいます。もちろんそのなかでもさまざまな工夫が凝らされており、またちずるのギャップに可愛らしさをおぼえないでもないのですが、やっぱりすこしもの足りなく感じてしまいました。

  • 最後にちょっと堅めの話になったとはいえ、ここしばらくのシリアス路線と 1 冊でバランスをとろうかという 18 禁ぶり。(^^;
    明らかに子供に読ませて良い話じゃない部分もあるけれど、世の中の規制のいい加減さがわかりますな。(^^;
    それとも、ビジュアルが無ければ何を書いてもいいってことかな?

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