けんぷファー 12 (MF文庫 J つ 2-15)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
3.42
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本棚登録 : 159
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840132541

作品紹介・あらすじ

女の子に変身して戦う「ケンプファー」になってしまった瀬能ナツル。憧れのクラスメイトであり、全ての黒幕(かもしれない)沙倉楓の実家を訪れた紅音や雫、水琴たちは、突然白のケンプファーにおそわれる。プールから謎の地下施設に逃げたナツル達が見つけたものは、臓物アニマルを生み出す実験場のような場所と、そして-戦いに負けて消えたはずの過去のケンプファーたちだった。その姿に、ナツルたちだけでなくさしもの雫も動揺する。そんな中で白のケンプファーと、さらには楓があらわれて-。大人気の学園アクションラブコメ風味、ついに全ての謎が明らかに!?-。

感想・レビュー・書評

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  • けんぷファー最終巻。

    テレビアニメもこちらもハーレム模様全開で突っ走ったけど、
    うん。しっかり結論出したとおもいます。なっとく。



    ネタバレ。



    これって、よくよく考えると。
    最終的には全員が失恋したんだよな・・・これ。

    水琴はナツルへのキスを最後に、
    その失恋をしっかり受け止めようと努力しているし、
    生徒会長、もとい、雫は強気を見せつつも失恋のダメージを、
    むしろ水琴以上に受けてる。傷だらけ。
    楓にいたってはナツルに対する記憶もなく、
    ナツルもまた楓への恋慕はうそのように消えうせている。
    最後に紅音ちゃんだけど、最後ナツルと形上付き合ってるから
    勝ち組のように思えるけど、ナツルの本気で好きになったやつは
    紅音ちゃんではなく、乱暴者な紅音なんだよな。
    もう二度と会えないヤツなんだよな
    「じゃあ、わたしのことも忘れてねぇだろうな」という幻聴に、
    「忘れてねぇよ・・・・・・。絶対に、忘れるものか」と応える。
    届かないかもしれないけど伝わってると信じたくて。


    けんぷファーなのにラストいい締め方すぎです。
    うん、なんかよかったなぁとすんなり思えました。オススメ。
    (途中正直どうよ?とおもいもしたけどw

  • 最終巻

     いろいろ引っ張った割りには、あっさりした結末。
      戦いの原因も、最初の話と大差なし。

     女性多数でハーレムで自分は女性に変身するTS物だが、話はあっさり。
      展開があっさりな作者さんなので、もっと設定を頑張らないと薄味。

  • 913.6 ツ 12 登録番号8530

  • C0193 結局は、ナツルの沙倉教からの脱却でした。1巻と本巻だけで、十分語れます。戦闘描写が下手なので、この企画自体が無謀だったような。最後は、まるで出来の悪いRPGみたいでした。信頼と裏切りの連続とか。弱点とも言えるヒアブリライオンに似た石像のある場所を沙倉さん自らが、決戦場所にしたのは変です。

  • 全巻読み終えている上で☆3

    感想は、この巻についてのみです。

    最終巻!!

  • 9784840132541  262p 2010・3・31 初版1刷

  • ナツルさんはきっと、決着をつけると思いますよ
    ハラキリトラ:談

  • 完結。ナツルはどこ(誰)に落ち着くかなぁと思ったけど予想どおりだったかなと。私的にはラスト2巻で水琴株が急上昇したんですが(笑)

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著者プロフィール

築地俊彦:元TRPG、メイルゲーム制作会社勤務。現専業作家。著者には『まぶらほ』(ファンタジア文庫刊)、『けんぷファー』(MF文庫J刊)、『艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!』(ファミ通文庫刊)などがある。

「2022年 『機動戦士ガンダム 異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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