けんぷファー 12 (MF文庫 J つ 2-15)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2010年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840132541
作品紹介・あらすじ
女の子に変身して戦う「ケンプファー」になってしまった瀬能ナツル。憧れのクラスメイトであり、全ての黒幕(かもしれない)沙倉楓の実家を訪れた紅音や雫、水琴たちは、突然白のケンプファーにおそわれる。プールから謎の地下施設に逃げたナツル達が見つけたものは、臓物アニマルを生み出す実験場のような場所と、そして-戦いに負けて消えたはずの過去のケンプファーたちだった。その姿に、ナツルたちだけでなくさしもの雫も動揺する。そんな中で白のケンプファーと、さらには楓があらわれて-。大人気の学園アクションラブコメ風味、ついに全ての謎が明らかに!?-。
感想・レビュー・書評
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けんぷファー最終巻。
テレビアニメもこちらもハーレム模様全開で突っ走ったけど、
うん。しっかり結論出したとおもいます。なっとく。
ネタバレ。
これって、よくよく考えると。
最終的には全員が失恋したんだよな・・・これ。
水琴はナツルへのキスを最後に、
その失恋をしっかり受け止めようと努力しているし、
生徒会長、もとい、雫は強気を見せつつも失恋のダメージを、
むしろ水琴以上に受けてる。傷だらけ。
楓にいたってはナツルに対する記憶もなく、
ナツルもまた楓への恋慕はうそのように消えうせている。
最後に紅音ちゃんだけど、最後ナツルと形上付き合ってるから
勝ち組のように思えるけど、ナツルの本気で好きになったやつは
紅音ちゃんではなく、乱暴者な紅音なんだよな。
もう二度と会えないヤツなんだよな
「じゃあ、わたしのことも忘れてねぇだろうな」という幻聴に、
「忘れてねぇよ・・・・・・。絶対に、忘れるものか」と応える。
届かないかもしれないけど伝わってると信じたくて。
けんぷファーなのにラストいい締め方すぎです。
うん、なんかよかったなぁとすんなり思えました。オススメ。
(途中正直どうよ?とおもいもしたけどw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
913.6 ツ 12 登録番号8530
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全巻読み終えている上で☆3
感想は、この巻についてのみです。
最終巻!! -
9784840132541 262p 2010・3・31 初版1刷
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ナツルさんはきっと、決着をつけると思いますよ
ハラキリトラ:談 -
完結。ナツルはどこ(誰)に落ち着くかなぁと思ったけど予想どおりだったかなと。私的にはラスト2巻で水琴株が急上昇したんですが(笑)