ターシャを訪ねて 魔法の世界、コーギコテージの特別な一日

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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840134125

感想・レビュー・書評

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  • ターシャ・テューダーという名前を何回か目にして気になっていたので、図書館で検索して借りてみた。
    絵本作家の人らしいが、絵本はまだ読んでいない。
    1830年代を愛し、植物と動物に囲まれて暮らす人らしい。

    最初、イギリス人だと思っていたがアメリカ人とのこと。まず物質主義のアメリカで成功した人が自然と動物の中で敢えて暮らすという選択に驚いた。また強い信念のある人だなと思った。

    花の咲き乱れた庭は美しいし、犬や猫、山羊などと暮らす生活は牧歌的に見えるけれども、それを維持するための毎日の仕事は多いだろう。ターシャはこの本の中でそれらの仕事もまた喜びだと語っているが、勤勉さと自然を愛おしむ心がなければとてもそれらの労働はこなせないと思う。

    何年か前に仕事を辞め、実家の耕作放棄地を耕している私からすれば、素敵な暮らしと憧れるが、私にはとてもできないなと思う。私は私なりに身の丈に合った暮らしをするまでだ。
    ただ、心の片隅に「ターシャのような人がいた」ということを覚えておけばいい。

  • ターシャの一日は何時間なんだろうと。見るだけで、幸せなため息がでます。

  • お話の中でしかお目にかかれないような憧れの生活を間近に見せてくれる本だけど、どうしてかいまいちエキサイトせず。
    多分私は「憧れの生活(ノンフィクション)」には興味がないんだろうなあ。
    夢みたいな理想の生活は誰のものでもあって欲しくなく、アソビの部分があってほしいのかも。
    また、取材クルーが密着したってところが好かないんだな~多分。
    あのさ、私が見たかったんですけど…?みたいな…
    報道がなければ知る由もないのに、報道そのものを否定するような矛盾した気分。
    要するに私は嫉妬深いのだろうな。

  • ターシャの暮らし。本当に美しいものはみんな手間がかかるものよ、手間と時間がね、っていうターシャの言葉が好き。そして冒頭に出てくる花畑の絵に衝撃。89歳でこんなに希望に溢れた色とりどりの絵を描けるほどの感性を保つって簡単なことじゃないと思う。どんな人生を送ってきた人なんだろうか。。

  • 「魔法の世界」は、全てターシャが自分と家族のために作り上げた事を再認識できる暖かい気持ちになれる本。

  • ターシャ・テューダーの自宅を訪ねた編集者のエッセイ。
    写真もエッセイも半端に少ないが、それはそれで、足るを知る生活をしていたターシャを紹介する本なのだからいいか・・・。
    ターシャの生活はまったく憧れそのもの。
    動物と植物の世話をして、アンティークのドレスをきて、挿絵を描いて暮らす。
    私もそんな生活したい!!!!

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