フクロウ URAL OWL HANDY EDITION

著者 :
  • メディアファクトリー
4.18
  • (5)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840135351

作品紹介・あらすじ

10年にわたり撮影された膨大な写真の中から、自然のままのフクロウの魅力をとらえた究極のベストショットのみを厳選して収録。1990年に動物写真で初めて土門拳賞を受賞した写真集が、リーズナブルなHANDY EDITION版で登場。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フクロウ URAL OWL HANDY EDITION 単行本(ソフトカバー) – 2010/10/6

    伝説の名写真集、復刻!
    はじめて見る、自然のフクロウの美しさ、りりしさ、愛らしさのすべてがここに!
    伝説の名写真集がHANDY EDITION版で登場!!
    「幸運を運ぶ鳥」「不苦労」と言われ、多くの人に愛されているフクロウ。
    1990年に写真界の直木賞ともいわれる土門拳賞を、動物写真で初めて受賞した、本物のフクロウに出会える伝説の名写真集が、リーズナブルなHANDY EDITION版で登場!
    10年にわたり撮影された膨大な写真の中から、自然のままのフクロウの魅力をとらえた究極のベストショットのみを厳選して収録!
    フクロウを愛するすべての人に贈る、永久保存版。

    1949年、長野県中川村生まれ、駒ヶ根市在住。1972年、独学でプロ写真家として独立、中央アルプスのふところで動物写真を撮り続け、「けもの道」を中心としたほ乳類および猛禽類の撮影では独自の分野を開拓。現在、自然と人間をテーマに、社会的視点にたった「自然界の報道写真家」として日本全国で幅広く活動中。中央アルプス山麓の仕事場をライブカメラにて24時間中継し、ブログでは、写真日記やツキノワグマについての報道ルポを連載するなど、WEBからも自然界のさまざま情報をリアルタイムで発信している。


    フクロウの生態を知るのに良い
    2011年12月18日記述

    写真報道家の宮崎学さんの写真集。
    フクロウを取り上げている。
    ひなが育つ過程などが中心。
    フクロウの1年の活動などを紹介している。
    写真で特に雪の中にたたずむフクロウは神秘的であった。
    この写真集自体は1988年に撮影したものらしく本書はいわば復刻とも言える。
    デジタル写真が殆どない時代にこれだけの写真を取ることはすごい。
    (本書の後ろの方にある文章で知るまでは出版した前年くらいの写真かと思っていた)
    写真、解説を通じて分量バランスも取れており、本書はフクロウの生態を知るのに良い一冊だ。

  • 最近インスタでフクロウの動画をよく眺めている。可愛らしくて、賢そうで、悟っているような顔つきが好きだ。
    もっとフクロウのことを知りたいと思って図書館でこの本を借りてきた。フクロウの素晴らしい写真だけでなく、生態についても詳しく書かれていてとても勉強になる本だった。

    獲物を捕まえるときに目を閉じるフクロウ。
    逞しい脚で樹の幹をのぼるフクロウ。
    もふもふした毛玉のようにも見える、枝にとまるフクロウ。
    素敵な写真ばかりだった。

    この本の原本が最初に出版されたのは1989年だとあとがきに書いてあった。この本はHANDY EDITIONらしいから、たぶん手に取りやすいようにサイズを小さくして再出版したのだと思う。
    1989年、デジタルカメラではなく枚数制限のあるフィルムカメラでフクロウに寄り添い続けた宮崎さんには敬意を払わねばならない。

    -----------------------------------------------

    先日動物園でフクロウを見てきたが、やっぱり知的な顔立ちで可愛かった。

  • フクロウがネズミを捕らえる瞬間や、捕食、子育てなど、劇的な瞬間を捕らえた写真集。
    特に樹洞での子育て(繁殖期以外は使われないと言う樹洞にロボットカメラを仕掛けて撮影)が面白い。
    フクロウ谷に小屋を建て、ハイテク設備(20年以上前だが)を巡らせて年間200日も泊まりこみ10年間も観察する、著者の執念がすごい。

  • フクロウの生態がキレイな写真と共にてんこ盛り。赤ちゃんフクロウから巣立ちまで。

    見たり読んだりして癒される動物写真集です。
    動物好きの方におすすめ!

    写真が本当に迫力あり。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

写真家。1949年長野県生まれ。精密機械会社勤務を経て、1972年、プロ写真家として独立。自然と人間をテーマに、社会的視点にたった「自然界の報道写真家」として活動中。1990年「フクロウ」で第9回土門拳賞、1995年「死」で日本写真協会賞年度賞、「アニマル黙示録」で講談社出版文化賞受賞。2013年IZU PHOTO MUSEUMにて「宮崎学 自然の鉛筆」展を開催。2016年パリ・カルティエ現代美術財団に招かれ、グループ展に参加。著書に『アニマルアイズ・動物の目で環境を見る』(全5巻)『カラスのお宅拝見!』『となりのツキノワグマ』『イマドキの野生動物』他多数。

「2021年 『【新装版】森の探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮崎学の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×