- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840138956
作品紹介・あらすじ
ウィリンガム霊廟での事件も解決し、学院にはひとまずの平穏が訪れていた。そんな中、シルヴィアに一通の手紙が届く。それは、各国首脳が集まる大陸会議"エリュシオン"に彼女も参加するようにという、父である騎士王オズワルドからの命令だった。さらにその手紙では、アッシュとエーコの同行も命じられていたため、シルヴィアは二人に声をかける。「私と一緒に…父に会って欲しいのだ!」「姫様がプロポーズしたぞ!」「いっ、今のは、そういう意味ではない!」というわけで王都に向かうことになったアッシュたちだが、裏ではアーニャたち帝国軍も暗躍しているようで…!?美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー、覚醒の第四弾!コミック化も決定。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
少し意外な展開だったな。ミルガウスがあんなことになるとは思わなかった。そもそも意識を乗っ取られているとは思わなかった。個人的な恨みとかだと思っていたよ。
今まではロートレアモン騎士国の中でのみ物語が進んでいたのだが、今回は周辺諸国も巻き込んだ話となった。エーコが覚醒し、聖竜が各地から集まるといった異常事態が発生し、次巻以降には戦争が始まりそうな雰囲気だな。
まあ、一つの山場を超えた感じになるのだろうか。この巻以降はアッシュとエーコの関係性も大きく変化すると思うが、どのように変化するのかが楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まったくどーでもいいことかもしれないが、コードギアスを思い出した。
ガヴェインにアヴァロン、そういやランスロットもいたね。そして今回モルドレッドに固有武装でエクスカリバーと。
ああ、円卓の12騎士だ。と気づいたのは読み終えてから。
物語自体、伏線の回収へと盛り上がりを見せてきているコトに加え、エーコの内面描写が徐々にはっきりとしてきているので、読んでいて楽しいですね。
さて、表紙を飾ったアーニャさん、今回は前巻までのような天然要素はあまりなく、シリアスです。
いや、元々潜入工作員なので、それが当然なのでしょうが。 -
9割9分イラストの力です。 内容は……程々……かな。