- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840139755
作品紹介・あらすじ
エーコ覚醒事件の事情聴取からなんとか解放され、学院に戻ったアッシュたち。だが、学院長に赴任したシルヴィアの姉・ミラベルの命令により、アッシュとエーコはシルヴィアの部屋に同居することになる。エーコとシルヴィアの手料理を食べたり、シルヴィアに勉強を教えてもらったりといった、ひとときの平穏な日々を過ごすアッシュ。だが、ナヴィーからのメッセージを受けて、アッシュたちはマザー・ドラゴンに会いにアルビオンの森に向かうことになる。そこには、アッシュとシルヴィアが星刻を授かるきっかけになった、ふたりが7歳のときの"オーファンの儀"がかかわっているようで…!?美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー、迫想の第五弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
前回の事件からアッシュとエーコの関係が少し変化したようだ。
エーコは以前のようにアッシュに強く当たることが少なくなり、代わりにパートナーとして強く意識し始めたようだ。アッシュもそんなエーコの変化を敏感にとらえている。
一方でこの巻ではアッシュとシルヴィアに過去に交流があったことが示された。今までは当事者は知らずにいた事実が明かされたことで、アッシュ、エーコ、シルヴィアの三角関係が生まれたということになる。これからは恋のライバル同士の対立が激化するのだろうか。
また、アッシュはマザードラゴンに再開することで自らが聖刻を授かったこと時のことを思い出し、新たに多くの事実が判明した。
この跡の人と竜を巡る物語が楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔話をおりまぜつつ、夏休みの課題をやる話。
やっと、主たる登場人物の事情が見えてきた感じ。
エーコがこのままおとなしいと、おもしろみが半減しそうやわ。