お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 6 (MF文庫 J す 5-6)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840145817

作品紹介・あらすじ

那須原アナスタシアは悩んでいた。「どちらがよりマシな選択なのかしらね-昨日から穿いたままのパンツで学校へ行くのと、いっそパンツを穿かずに学校へ行くのと」そんなアナスタシアの心の動揺に気づくのはただひとり、秋子のみ。いつものように彼女に憎まれ口をたたきながら、アナスタシアはふと思い出す。六年前に出会った、誰より可憐で愛らしく、だけどその美貌をわずかに翳らせた転校生、有栖川秋子の姿を。-聖リリアナ学園において「八十二期の二輪差し」と謳われる二人の少女の馴れ初めが、いま明かされる!大人気ブラコン妹ラブコメ、在りし日の想いをつむぐ第6巻!その他にもエピソードてんこ盛りでお届けします。

感想・レビュー・書評

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  • 【読了】鈴木大輔「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 6」を読了。6月最初の1冊目。

    タイトルを以下「おにあい」という公式略称?をもって表記するけども、アニメ化も決定して、秋から放送するとか。原作も9月に7巻、10月に8巻という、売れる時に売っとけという、実にビスネスライクな判断、嫌いではありません。

    さて、ここで語るべきはまずは6巻になるわけだけど、結論から言ってしまえば満点。☆5。もちろん5点満点で。

    6巻はラノベではたまに入る短編集みたいな巻で、全部で5つのエピソードで構成されているんだけど、最初の4つまでのエピソードだったら☆3くらいの評価。イベント集としては及第点だけども、これといって突き抜けた面白さがあるわけでもない。まさにイベント消化試合と言ってもいい。

    しかし最後を飾る「那須原アナスタシア」は実に素晴らしい出来映えで、これだけで一気に評価は掌返しで満点となってしまった。もともとアナは面白い側面を多々持ったキャラではあるんだけど、うまく1巻の内容をアナの視点で見せる事によって、よりキャラクターを魅せることに成功している。

    どちらかといえば、これまで秋人(主人公)の視点でキャラクターが描かれている為に、女性陣が表面的な部分しか見えてこない・・・といった不満点が、アナの短編ではうまく解消されていて、これは賞賛するに値する出来だろうと思う。

    しかしながら、同じことをキャラの数だけやっては、それはそれで問題だとも思う訳で、キャラ小説の抱える構造不況的問題については、今後とも解決を模索しなければならない問題だと考える。

    ここまで書いて、「おにあい」って結局書いてないじゃん・・・と気づきました。

  • 短編集。
    しかし、あんまり過去の話はない。
    中休みみたいなもんやね。

  • 相変わらず妹が気持ち悪いな(褒め言葉).

    さて,今回はガールズトークだったり
    メガネの回だったり
    アナスタシアと秋人の出会いの回(アナスタシア視点)だったりですね.

    今更だけど銀兵衛とかアナスタシアさんは
    「庶民サンプル」の某キャラと似てますね.描き分けェ・・・.

    次回,銀兵衛と(打算に満ちた)デート回ですか?

  • 短編集かな。とは言え毎回同じようなエピソード形式ですが。今回はいつも以上に秋子とのイチャt…ゲフンゲフン、兄妹愛溢れるやりとりが多めでした。しりとりはよく考えるよね…(笑)終盤には姫小路兄妹とアナの出会いの話。アナは昔からブレないな(笑)何か足りないと思ったら今回は最後の爆弾がなかったのか。

  • 6巻

  •  終始アナさんがなぜ表紙でキスをしたのか?がメインに書かれた内容だったと思う。果たしてアニメは一体どう転ばしていくのやら

  • 今回は短編集みたい。

    正直惰性で読んでいた気がしないでもないが、最後のアナのエピソードは衝撃だった。
    アナのファンにはたまらないエピソードになってる。

    あとはいつも通りなんで、ちょっと飽きてきたかも・・・でも、やっぱり最後のエピソードは凄かった。それぐらい他の話が「う~ん」って感じだったから。日常系に短編も長編もあったもんじゃないですからね。

  • 後半はアナ回。出会いのシーンなど視点で語られている。アナの心情は正直意外で新鮮だった。一方、前半はどうしちゃったのという出来。しりとりとかは特にページ稼ぎな印象しか持てなかったので残念。

  • アニメ化も決まり、勢いづく『おにあい』。そんな中で投入される新刊は短編集的な装いに。アナ様大好きになりすぎた。

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