ひとり百物語 怪談実話集 悪夢の連鎖 (幽BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840149150

作品紹介・あらすじ

学生が持ってきた歪んだ顔の男の心霊写真。語ると伝染する水珠という名の水死者。元編集者が見た、フィンランドのホテルフロントにいる二メートルを超す大男。中国の学生寮にある水が染みだすベッド。自分の黒い影にぐんぐん覆われていく自称霊能者。-著者は綴る。記録する。人々の記憶を、亡者たちからのメッセージを。どこまでが現実で、どこまでが夢だったのだろう。悪夢を断ち切ってくれた神秘の力とは。視える著者の体験をはじめ、蒐集した百話の怪談。待望のシリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • よし、忘れた!

  • 怖かった・・・。夜中に起きて思い出してしまった・・・。どーしてくれるんだ・・・(自分のせいなんだが)。障りがある話を載せるのは止めて頂きたい・・・。読んだあとで後悔するんだ、いつも・・・。

  • 一気に読むと体調が…的な話に影響を受けて、休み休み読んだ。
    そういえば立原さんの小説を読んだことがないのに気付く。
    「小説封神演義」が大変気になってます。

  • 同じ人から聞いた話が、一つの本に多いのは、そういう構成なんでしょう。
    ま、イニシャルトークなので、仕方ないのか。同じ人から聞いた話が続くと、ちょっと安心しちゃうんですよね。なんか親近感で。
    そんな親近感越える怖さがあったりするので、困るんだけど。
    でも、読んじゃうんだな。

    「にやり」「水珠」「屋上へ続く怪談」「ピエロ」「切る」「角度」「爪切り」は怖いです。
    「地震博物館」は怖いんだけど、そうしようとした人間の思惑が最低。侮辱してないか。

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著者プロフィール

立原透耶(たちはら・とうや)
大阪府生まれ、奈良県育ち。北海道在住。日本SF作家クラブ会員。
一九九一年、『夢売りのたまご』でコバルト読者大賞を受賞し翌九二年デビュー。二〇〇〇年までは「立原とうや」名義で活動。小説家としての作風はファンタジー、SF、ホラーなど多岐にわたる。華文SFの翻訳も手掛け、『三体』シリーズでは日本語版監修を担当する。大学教員の顔も持つ。

「2023年 『蘭亭序之謎 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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