- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840149914
作品紹介・あらすじ
タイプの違うボケ二人(瑠璃&翠)に延々ツッコミを入れ続ける…そんな孝巳の日常は、とある少女の来訪で破られた。グラマーな肢体に泣き黒子が印象的な彼女の名は、三塚柘榴。とある事情で関西から来た彼女は、生霊を専門に扱う霊導師、三塚家の者らしい。丁寧な言葉づかいの割に際どいネタをふってくる柘榴に振り回される孝巳だったが、凄腕の霊導師と勘違いされたことで「頭取さん」という怪人をめぐる事件に巻き込まれてしまい-。大人気美少女ツッコミ系バトコメ、幽雅に白熱する第二弾。
感想・レビュー・書評
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1巻同様奇妙な味わいの作品
背景はシリアスなのに
登場人物たちがとてもまともで
でありながらちゃんとライトノベルのコメディとしても機能している
ひとつひとつはごくごくふつうなのだが
組合せの妙というべきか不思議な面白さ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一投入魂
新キャラ表紙の子がええこ、んだけどキャラそれぞの掘り下げが欲しいなと思った第二巻。忘れた頃に3巻期待 -
関西からの新たな刺客により、物語はさらに「コント」「下ネタ」「ツッコミいじり」という武器を兼ね備えた。
そうしてお笑いの道へと先進する高巳。ボケ3ツッコミ1という恐るべきアンバランスのなか、彼はその正道を歩めるのか。続巻に期待がかかるところである。
本当は星5つを付けたいところなのだけど、ややぎこちなく見える箇所もあり、物語が少しメインストーリーに固化し過ぎている(幅が狭い)ところもあったので星4つ。
とはいえ、新人作家さんとして見返してみると、この安定した描き方は末恐ろしいものを覚える。普通に面白かった。MF文庫の編集部が優秀なこともあるのかな。 -
新キャラ登場。翠を差し置いて表紙でしたがなかなかにいいキャラでした。今回だけかと思ったけどちゃんと続きでも出てきそうで何より。ツッコミ1ボケ3と孝巳の心労がとどまるところを知らないがみんな可愛い娘だからいいんじゃないかな(他人事)。もう一人くらいツッコミ欲しい気もするが、私的には畳み込まれるボケの応酬にツッコむ奮闘ぶり(=かき回されぶり)を楽しみたいから増員はどうだろう。
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挫折してお笑いに転向した野球少年が、銀行跡に出没するという頭取なる怪人の謎にはまるところから始まる、お笑い霊能バトルの2冊目。
シリアスとコメディがあたかもボケとツッコミのようにかみ合って良い感じで、登場するキャラクターにも無駄なものがいないのにも好感。