- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840151337
作品紹介・あらすじ
王と、獣と、機械機構と、神とも呼ばれた"それ"-。過去、初代ハウスマンが実験台と呼び、いま、帝政列集国が魔王と呼ぶ、大陸の心臓"ヴァルバニル"が、遂に火山の頂に威容を現す。高濃度の霊体を吐く一撃で新たな"爪痕"を穿ち、触手で敵味方なく戦士たちを奈落に引きずり込む巨竜に為す術のないセシリーたち。一方シーグフリードは大量の魔剣を投じ、ある"作戦"をはじめようとしていた-。焔がすさび灼熱の炉と化す戦場の真ん中で、聖剣の騎士が真正面から立ち向かう!!壮大なファンタジー叙事最新巻、遂に決着。
感想・レビュー・書評
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二人で入刀な15巻。
主人公の成長物語といった王道を突き進んだような話ではあったけど良かった。
ハンニバルのおっちゃんの不死身っぷりはすごい。
にしても主人公二人は強すぎでしょうと感じた。
化け物たちと連戦を重ねたり。
次は番外編というか後日譚。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終回。
途中から惰性で読んでたな。
エピローグも物足りひんかった。 -
シリーズ最終巻。
ハーレムが横行するラノベの中でここまで真っ直ぐ王道を貫いた作品は珍しいと思う。
だから過不足なく熱さを保って終わらせたのはそれだけで傑作と言える。
面白かった。
お疲れ様と言いたいシリーズ。 -
ついに長いストーリーが完結.どんなに強大な敵を目の前にしても,決して最後まで諦めないセシリーたちに全く違和感を感じないのは,これまで丁寧に彼女らの成長と絆を描いてきたからと思うと感慨深い.
アリアが銘を思い出すシーンはジーンときたし,シーグフリードとの決着はこれ以上のものは考えられないほどのアツいバトルだったし,ボロボロなのにクールに惚気るルークはカッコいいし.とにかく盛りだくさんで,読み進めるごとにどんどん盛り上がっていく,完結巻に相応しい内容だった. -
完結。最後までセシリーがセシリーらしい物語でした。最終的にはルーク以外の周囲にも影響をこれでもかってくらいに与えてましたね。フルキャストの総力戦も最終決戦らしい展開で。中でも先代さんがかっこよかった。消えゆくことが分かってる儚さも加味されたかもしれないけど、セシリーやアリアを叱咤して激励して去っていく様に痺れた。可愛いヒロインも当然いいけど、かっこいいヒロインもいいね。番外編はイチャイチャして可愛いヒロイン分も読みたいところ(笑)ひとまずは本編完走、お疲れ様でした。
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0193
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すごい。
勢いというか熱さというか、正統で王道って感じで。
読んでてよかった、このシリーズ。 -
足掛け6年続いたこのシリーズ、ハーレムラノベ全盛の中、MF文庫で正統派ファンタジーを続けた功績はもっと評価されるべきでしょう。
さて、本巻で長らく続いたヴァルバニルを巡る戦いもようやく決着です。
読み終えて、10巻・11巻あたりの盛り上がりを失速させずに終わりまで辿り着いたことに安堵しました。
綺麗に終わったので満足ですが、フォーカスをあてる場所・人物が少し期待したのと違った感じですね^^;
もし外伝が1冊出るのであれば、気になる人たちのその後が見れるのではないかと楽しみです。
三浦勇雄先生、屡那先生おつかれさまでした。
素敵な物語をありがとうございます。 -
結論だけ書く。
傑作。
何一つ過不足ない物語だった。