都市シリーズ 閉鎖都市 巴里<下> (電撃文庫 か 5-8 都市シリーズ)
- メディアワークス (2000年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840213899
作品紹介・あらすじ
時空の連環により仏蘭西は同じ1年間を繰り返してきたが、ベレッタの介入で、その歴史は徐々に狂い始めていた。独逸軍が予言にはない行動をとり、最強の騎体を作り上げるアティゾール計画の重要な手掛かりを入手。レジスタンスの蜂起に備え、巴里を完全に封鎖してしまったのだ。言詞爆弾が投下され、仏蘭西の時空が閉ざされる運命の日が近付く中、ベレッタとレジスタンスの勝利に向けての闘いが激化していく…。果たして、巴里の封鎖は解かれ、仏蘭西は永遠の時の連環から真に解放されるのか?独逸軍とベレッタが探し求めていた最強の騎体を作るアティゾール計画とは一体何だったのか?都市シリーズ第5弾、待望の下巻。第3回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞。
感想・レビュー・書評
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ライトノベルでジャンルを括るなら、その中で一番好きな小説。後半で3回ぐらいはぼろぼろ泣いてたなぁ。
ただ上巻のコメントにも書いたけど、人は選ぶだろうな、と思う(既に川上氏の作風自体、好き嫌いが別れるのに、さらにだ)。
日記体の文章だからこそだろうか、キャラクターの持つ想いがダイレクトにぶつかってくる。物語にのめりこんでいると、感情の爆発をまともに食らったときの衝撃がかなり強い。そんなパンチ力を全面に発揮しながら、各々の想いを抱えたひとつの結末に向かっていく。
都市シリーズの真骨頂。 -
都市シリーズ第8作目。勢いで一気に読むと爽快です。<BR>
『ベレッタの介入で仏蘭西の歴史は狂い始めていた。言詞爆弾により時空が閉ざされる日が近づく中、巴里の閉鎖は解かれ、永遠の連環から真に開放されるのか?(文庫本あおりより)』<BR>
Closed CITY Paris<BR>
イラスト:さとやす(TENKY)<BR>
2000年1月25日初版 P384<BR>
読み返しBGM:(ゲーム)ZUNTATA"SAY PAPA"