都市シリーズ 閉鎖都市 巴里<下> (電撃文庫 か 5-8 都市シリーズ)

著者 :
  • メディアワークス
3.71
  • (20)
  • (10)
  • (38)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 204
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840213899

作品紹介・あらすじ

時空の連環により仏蘭西は同じ1年間を繰り返してきたが、ベレッタの介入で、その歴史は徐々に狂い始めていた。独逸軍が予言にはない行動をとり、最強の騎体を作り上げるアティゾール計画の重要な手掛かりを入手。レジスタンスの蜂起に備え、巴里を完全に封鎖してしまったのだ。言詞爆弾が投下され、仏蘭西の時空が閉ざされる運命の日が近付く中、ベレッタとレジスタンスの勝利に向けての闘いが激化していく…。果たして、巴里の封鎖は解かれ、仏蘭西は永遠の時の連環から真に解放されるのか?独逸軍とベレッタが探し求めていた最強の騎体を作るアティゾール計画とは一体何だったのか?都市シリーズ第5弾、待望の下巻。第3回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 都市シリーズ<<巴里>>の下巻!

    今まで読んだ中の都市シリーズの中で一番熱中した!

    何もできないまま同じようなループが起きるのか(これは物語上ないと思うけど)、預言者の考えの通りループを抜けるのか、それとも全く別の道があるのか。

    途中までは預言者の考え通りに進んでたけど、そこから先が読めなくなって、それでも盛り上がりは欠けず面白かったです

  • ライトノベルでジャンルを括るなら、その中で一番好きな小説。後半で3回ぐらいはぼろぼろ泣いてたなぁ。
    ただ上巻のコメントにも書いたけど、人は選ぶだろうな、と思う(既に川上氏の作風自体、好き嫌いが別れるのに、さらにだ)。

    日記体の文章だからこそだろうか、キャラクターの持つ想いがダイレクトにぶつかってくる。物語にのめりこんでいると、感情の爆発をまともに食らったときの衝撃がかなり強い。そんなパンチ力を全面に発揮しながら、各々の想いを抱えたひとつの結末に向かっていく。
    都市シリーズの真骨頂。

  • 都市シリーズ第8作目。勢いで一気に読むと爽快です。<BR>
    『ベレッタの介入で仏蘭西の歴史は狂い始めていた。言詞爆弾により時空が閉ざされる日が近づく中、巴里の閉鎖は解かれ、永遠の連環から真に開放されるのか?(文庫本あおりより)』<BR>
    Closed CITY Paris<BR>
    イラスト:さとやす(TENKY)<BR>
    2000年1月25日初版 P384<BR>
    読み返しBGM:(ゲーム)ZUNTATA"SAY PAPA"

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川上稔の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×