吸血鬼のおしごと2 The Style of Servants (電撃文庫 す 5-2)
- メディアワークス (2002年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840221436
感想・レビュー・書評
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亮史とクイナが戦うクライマックスのシーンは迫力と臨場感があってよかったと思います。人の温もりが分からない吸血鬼と、家族や恋人との濃密な関係に傷つき苦しむ人間の姿を対比的に描くというテーマ設定も悪くありません。なのに、あまり入り込めなかったのはどうしてなのでしょうか。なんか、もっさりした印象を受けました。
ストーリー展開に疾走感がないのが、一因かもしれません。それとも、わめくか泣くかする以外に感情表現の術を持たない女の子たちのキャラクターのせいなのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<内容>
半吸血鬼となってしまったレレナはローマに帰れないでいた。
そんなところに母マリと大司教ガゼットがやってきたが、帰れない理由を話す訳にもいかず……
一方、亡者・蜘蛛を追って二人の吸血鬼もやってきて……
<感想>
……やっぱ構成だよ。
そしてこの人特有な、たまーに意味不明になるところがあるっていうね。ラストが意味不明だぜぃ〜
だから評価はちょい↓で。
う〜ん、にしてもシギの過去なんだが……
主人が従者の血を飲み続ければ生活できるのか? これ設定ちょっとおかしくないか??
クイナとシギの現在の行動を見るに、従者も生活する上で人間の血を消費しなければならない。
まぁ、これは血の力っていう概念からしてみれば当然と言えば当然なんだが……
では、シギの過去でシギの主人とシギがやりながら血をすってたって…………従者の血を吸って主人が栄養を得られると仮定しても、従者の血の力を取る訳だから従者は養分を取られることになるんじゃないか?
人間の血よりも栄養が得られるとしてもそれは意味がある行為なのか?
従者から血を吸って生活するって何かの作品にあった気がするけど………
どっちなんだーーーーーーーーー
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ダンボール2
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前作でも思いましたが………女子たちの性格どうにかなんないかな。
舞が一番まともだしかわいげがあるような。2007/03/25 -
この巻大好きです。このシリーズの中で一番好きなのでどうぞよんでみてください。
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月島さんのサドっぷりが好きなので良いですよ。