先輩とぼく (電撃文庫 お 8-1)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840226127

作品紹介・あらすじ

12月24日、聖なる夜。にもかかわらず、先輩とぼくは寒空のもとUFOウォッチングに励んでいました。先輩は凰林高校一番の変人で、一番の美少女で、そして一番のぼくの好きな人なわけで。だから、ぼくはとっても幸せでした。そう、そのとき!いきなり宇宙人に誘拐されてしまったぼく達だったのです!いい加減な宇宙人に解剖されたぼく達は脳みそが入れ替わってしまい、もう大変。かくして「先輩がぼくでぼくが先輩で」が成立してしまったのです…。そんなこんなで始まった、シュールでなんでもありのぼくの新しいスクールライフ。どうなっちゃうの。

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙人によって脳が入れ替えられるというイキナリの展開から始まるドタバタコメディ。先輩とぼくの関係性が素敵なのです。
    大好きな先輩という美少女の体を持つことになったぼくが羞恥に悶えるという、ねじれて説明の難しい感情が激しく揺れ動く様がいいのです。

  • 設定といい、ゆるさといい私の好みどストライクです。もっと、ずっと、長く読み続けたい。はじめちゃんが可愛すぎる。

    それはさておき。この作品はとにかく誤植が多い。てにをは抜け、不要な文字重ねに始まり、バレンタインデーの日付間違い、極めつけは登場人物の名前間違いなど、ありとあらゆる誤植を連発。それらが多いところでは1ページに3箇所もまとまって襲いかかってくる。これはあとがきにあった、ギリギリまで原稿差し替えを行っていた報いなんだろうなぁ。これまで読んだ本の中で断トツでひどい体裁だった。

    でも好き。

  • 宇宙人のせいで、大好きな先輩と体が入れ替わってしまうお話。よくある設定を上手く生かしていて、テンポも良いので楽しみながら読める。また、先輩はもちろん、各キャラクターが素敵。最後にはちょっぴり感動もあったりして良かった。

  • おそらく初めて読んだラノベ、当時は新鮮だった

  • 大好きで全巻持ってますが
    代表して1巻にだけコメントを

    テンポが良くて読みやすい且つキャラが
    一人一人個性的で面白い
    所々に出てくるつばさ先輩とはじめくんの
    恋模様がギャグと相成って切なくかわいい…

  • 入れ替わりモノではかなりの秀作なのではないでしょうか。
    とにかく萌えます。主人公の受難っぷりに。

  • 美人の先輩とクリスマスにUFOウォッチングデートをしていると
    宇宙人に攫われて生きたまま解剖されてしまった.
    で,元に戻すときに適当な宇宙人によって間違った脳みそが入れられてしまう.
    先輩がぼくで,ぼくが先輩で.
    というわけですね.

    いやー,面白かった.
    この先輩,素敵キャラですね.
    でもアレだ,特撮戦隊的なアレは本当に必要だったのだろうか?
    まぁいいけどね.
    続いてるそうですよ.
    なんだかひと段落している感じなんだけど,どう続くのか気になりますのぅ.

  • この上なく美人だけど 超常現象大好きな超変人な先輩とチビで、幽体離脱が得意なぼくは、ある日、宇宙人に拉致られてしまう。そのとき手違いがあって僕と先輩の体は入れ替わってしまう。その日から、ぼくは先輩に、先輩はぼくになってしまうのだけれど…。

    ありがちな入れ替わりものかと思いきや、その入れ替わり方が斬新。
    その斬新さに引き込まれてこの本の魅力にやられてしまいました。

  • 【再読】

    売る前に再読。

    うーん…可もなく不可もなく。
    まぁまぁ面白いけど続きを買おうとまでは思わない。
    個性的なキャラがたくさん出てきたけど
    特に好きなキャラができずいまいち盛り上がれなかった。
    終盤の先輩の日記のところが一番ワクワクしたかな…

  • 良くありがちな「入れ替わり」ものですが、キャラが良いっ!
    凛々しい先輩(つばさ♀)と優しく気が付くコ(はじめ♂)の奇妙な学園生活は、周りを巻き込んであんなことやこんなことや…読んでみてください(笑)

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著者プロフィール

広島在住の作家。

「2017年 『オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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