終わりのクロニクル 4(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)
- KADOKAWA (2004年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840228848
作品紹介・あらすじ
世界の崩壊が3ヶ月後と迫るなか、佐山と新庄は4th‐Gとの全竜交渉を進めるため、九州の離島へと向かう。それと前後して、5th‐Gとの全竜交渉のため、八大竜王の一人、サンダーソンが曽孫の少女と共に日本へと降り立った。だが、彼は米国UCATにある書類を預けていた。それは、後に5th‐Gとの交渉に際し、障害となる内容を秘めたものだった…。かつて佐山の姓を持つ者と交わした約束の履行を迫る植物の世界-4th‐G。そして、機竜同士の戦いにより滅んでいった機竜が支配する世界-5th‐G。2つの世界を相手に、佐山達の全竜交渉が始まる。
感想・レビュー・書評
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今回は、4th-Gおよび5th-Gとのレヴァイアサンロードです。
米国UCATから、オドーとロジャーという二人の男が日本に送られてきます。彼らの手元には、かつて5th-Gと戦ったリチャード・サンダーソンののこした文書が握られており、彼らはその文書にもとづいて、レヴァイアサンロードの停止と、今後主導権を米国UCATに引きわたすという要求が突きつけられます。機竜を出動させた米国の力を前にいったんは屈することになった佐山たちでしたが、すでに4th-Gとの交渉が開始されていることを理由に、レヴァイアサンロードを続行するという条件を引き出し、機会をうかがいます。
一方、リチャード・サンダーソンの曾孫であるヒオ・アンダーソンは、佐山のクラスメイトであるダン・原川に出会い、彼と行動をともにしていました。彼女のゆくえを追って、米国と日本双方のUCATがしのぎを削る展開となります。
シリアスな展開から助走なしでギャグに持ち込む著者の手腕がますます冴えています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。相対するのは4th-G、5th-Gそして米国UCAT。新規人物は米国UCATとクラスメート原川/天然エロ暴言吐きで悪魔憑きなヒオ。米国UCATのメンツが力はあるくせにネタすぎて面白い。まさかディアナが"巨乳手付かず人妻外人"という特殊ジャンル持ちとは!
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基本、上巻なので伏線と日常のギャグや萌えが多い巻です。
佐山が佐山を平常運転(どんどん加速)しているお話。新庄と4th-Gを巻き込んでさあ大変?!(笑)
なにより、私の愛してやまない原川とヒオがひたすら王道ボーイミーツガールするお話でもあります! もちろん川上テイストでエロ多めです(笑)
至くんとSfさんもいいですよ!
出雲&風見ペアも結構カップルとしての見所が多いです。あと軍神パパがもう(笑)
そしてモブの皆さんが相変わらず熱くて格好いい!
ぶっちゃけ4話がなかったらクロは最後まで読まなかったろうな…と思うくらい、私にとって大事なお話です。 -
4840228841 499p 2005・3・20 3版
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4G、5Gと今回は2個一緒です。
主は5G、4Gは謎解きだけかな?
キャラが増えて、遊びの時間が増えてきたので、進みの割りには本は部厚い。
ヒオ?萌?
巨乳人妻?萌? -
相変わらず緩急の差がすごいですね。そして御言ほかユカイな仲間たち(♂)の変態性がどんどん上がってきてる気がするよ(笑)しかしあくまでも上巻って感じで引っ張りますねぇ。謎は多くても長くても話に魅せられてる感じが好きです。さ、下巻下巻。
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佐山さん流石すぎて腹痛いです。
米国UCATとの通信の下りは流石としか言えない! -
おれのヒオきたこれ(笑)
やっと4巻に入りました。ヒオすきー。こう、方向性がいつも原川に向かってアッパーなかんじとか。
この巻の「見られ損――!! 損失補填を要求しますの――!!」がすきです(笑)
原川もここに来てやっとメインに。
そういえば原川って最終巻まで行ってもまともなままでしたね。ヒオのせいでマトモだとは思われてないですが(笑) -
だんだんと主人公達の変態さにも
輪がかかってくるころあい。
そして全竜交渉にも思わぬ邪魔が入って。
基本シリアスはあんまりなくて
ギャグというかアホエロド変態…という
まあやってくれる表現が勢ぞろいです。
「全裸」がテーマでもおかしくないぐらい。
そしてまだ真価を表していない
4th-Gが楽しみであります。
そして1日2回も気絶したヒオも
どうなるか楽しみです。 -
<内容>
かつて佐山の姓を持つ者と交わした約束の履行を迫る植物の世界−4th-G
機竜同士の戦いによって滅んでいった機竜の支配する5th-G
二つの世界を明いてに佐山達の全竜交渉が始まる。。