終わりのクロニクル 5(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230810

作品紹介・あらすじ

UCATが回収を急ぐ10個目の概念核。それを持つ、7th‐Gとの全竜交渉が始まった。だが、それと同時に、UCATに集められた概念核を奪取するため、9th‐Gの元大将軍ハジの率いる"軍"が、遂に攻撃の準備を終え行動を開始する。果たして、それらを相手に全竜交渉部隊はどのような判断を己に課すのか!?佐山の下した重大な決断により波紋が生じた、全竜交渉部隊の行方は!?そして奥多摩に向かった佐山と、堺を訪れた新庄が出会った、それぞれの過去とは…!?世界の崩壊まで後一カ月。いよいよ佳境を迎えるシリーズ第5話、完結。

感想・レビュー・書評

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  • 佐山によるチームレヴァイアサンの解散宣言を受けて動揺を受けた千里は、7th‐Gの概念核を宿す四老人たちとの戦いを通して、みずからの弱さを自覚し、そこからふたたび立ち上がっていきます。

    そんななか、いよいよハジの率いる「軍」が動き出し、日本UCATへの侵攻が開始されます。そこでハジは、この世界の秘密を明かすとともにLow-Gの犯した「罪」を告発し、他のGにレヴァイアサンロードの正当性を問いかけます。

    佐山と新庄の来歴にかかわる謎はまだのこされているものの、本巻で一気に物語の世界観が示され、あとは結末へ向かって突き進んでいくだけとなりました。

  • 7th-Gとの決着と、軍との初戦闘。色々な過去が更に明かされ、軍という組織の正体も判明。口(交渉)だけではなく、実戦までこなす佐山さんがカッコイイっす。とりあえず軍との戦闘には勝利したけど、まだ終わりというわけではなくここからどういう展開になるのか。それにしても、"冤罪ばかりで理解し合えない世界"とはなんて恐ろしい概念なんだ!!!

  • 4840230811 579p 2005・7・25 初版

  • 7Gの話ともったら、今度はTOPGが出てきました。
     話は急展開です。
      ハジは遂にああなってしまったし、これからどう展開するのか。

     新庄と佐山のエロ度が上がってきてます。

  • 明らかになった軍の言う真相、そして激突。7thの四老人と全竜交渉部隊の面々との“交渉”が楽しかったです。非常に濃密な一冊でした。分厚さも納得。私的にはシリーズ中一番好きかも。

  • 今までの"軍"の動きの意味とか一気に収束してって、果たしてここからどうやって逆転するのかっていうかんじがわくわくするね!
    事実と提示された過去にぞくぞくする。五大頂がきちんと登場人物として出てきたあたりも。
    展開知ってても興奮する。ラストの趙先生とか風見の謝罪→復活の流れは泣くっての……!!

    九年と二分間はどれだけ長かったんだろうなあ。
    六巻と七巻は一気に買うべきか迷う。

  • 「軍」との対決が見られます。
    しかも長同士の対決が。

    そして「軍」内部のほうにも
    ちょっとした異変が出てくるようですね。
    そう、仲間割れというか
    だんだんと離れていく絆…

    しかし佐山と新庄は
    相変わらずだなぁ。
    でも仲むつまじいことは良いこと。

  • <感想>
    川上稔はやはり、戦闘の描写に関しては異常なほどの才能があると思うんですよ。はい。

    ホライゾンと比べて戦闘が比較的少ないから、あれなところはあるが、終わりに近づくにつれて戦闘も多くなるし……

    しかも、交渉の時の佐山とか 佐山の変態っぷりとかも面白みが増してきたしなwwwwwwwww


    さぁ、伏線を盛大に回収してきて驚愕の事実が発覚した訳ですが。。。
    どうなるやら。

    それにしても……GENESISとのつながりがさっぱりだなぁwwwwww

  • 同じく続き物下巻。<BR>
    色々カタがつき始めたなという感じ。<BR>
    最後まで突っ走ってほしいです。<BR>
    (いやもう最終巻まで出てるんでしょうけど)<BR>
    それにしても原川くんの存在は作中のスケベ少年たちの中で、非常に好ましい踏み留まりをしていると思います。<BR>
    まあ佐山とか覚とか飛場が異常なだけでしょうか。

  • 今回も最高の出来に川上さんに、感謝の意を伝えたい。

    ラストまで全然ペースが落ちずにあっという間に読んでしまいました。

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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