とある魔術の禁書目録(インデックス) (12) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2007年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840236836
作品紹介・あらすじ
九月三〇日-衣替えの季節がやってきた学園都市。周囲の慌ただしさを余所に、エリートお嬢様学校・常盤台中学の超能力者、御坂美琴はコンサートホール前の広場にいた。待ち合わせである。けれど、「…、来ない」罰ゲームを受けるはずの"あの少年"は一向に姿を見せない。美琴はため息混じりに、薄っぺらい学生鞄とバイオリンのケースを抱えてアイツをずっと待っていたのだが-。上条当麻と御坂美琴が交差するとき、罰ゲームを巡る学園コメディは始まる。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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日常と非日常の境目はすぐそこに。
だから彼は気が抜けない。
そして彼はどんな時でも助けを求める声に走り出す。
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ようやく12巻になって起承転結の承から転に移った印象。ここまで本当に長かった。
この巻では今までに登場したキャラがほぼ再登場しているので、もしかしたら再び物語に関わってくれるのかもしれないという期待を抱かせてくれる。主人公の上条当麻ともう一人の主人公一方通行。どうやら本格的に交差するようなので、今後の期待大である。
今回は言うなれば繋ぎ回なので大きな動きは終盤の十数ページにしかないのだが、それでもクライマックスの展開は素晴らしい。遂に動き出したアレイスター、そして自ら動き出した『神の右席』。ここから物語がどういう風に動くのか、非常に楽しみ。 -
ラブコメ話かと思いきやこのままひたすら交差しないかと思ってたアクセラレーターとついにリンクしそう&前巻の上条さん抹殺計画につながってくるという強烈な引きで締めちゃってくれるとかもうね。
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上条が大覇星祭で御坂美琴と交わした罰ゲームの約束を果たすエピソードと、次巻のプロローグのようなストーリーになっています。
アンチスキルの黄泉川愛穂に引き取られることになったアクセラレータとラストオーダーですが、街へ出たラストオーダーはアクセラレータとはぐれてしまいます。他方、美琴と出かけた上条を追ってインデックスも空腹のまま街を歩き回ります。その後、上条がラストオーダーに、アクセラレータがインデックスにそれぞれ出会い、保護者を交換する形で一日を送ることになります。
物語の後半は、魔術サイドから上条たちを襲撃するためにやってきた前方のヴェントと、科学サイドからそれを阻止するためにラストオーダーの回収を図る「猟犬部隊」(ハウンドドッグ)の木原数多(きはら・あまた)が登場します。
次巻には期待できそうですが、本巻はその導入部分で終わっているので、ちょっともの足りなく感じました。いっそのこと、導入は大幅に削って上条と美琴とのデートに終始してほしかったという気もします。 -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります