- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840237642
感想・レビュー・書評
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<FONT color="#666666">"迷い"というのは、あえて捨てるものではない。
折り合いをつけながら、延々と延々と、引くずっていくものじゃ。
そうしていくうちに、答えらしきものが見えてくることもある。
先に迷いを捨ててしまっては、その答えは見えぬ。
― だから迷え、悩め。
</font>
3年ぶりの新刊らしい。
読んでた記憶があるのは高校2年ぐらい。あぁ、若かった(*´-д-)-3
1巻を読んだ時は中学生、夢枕さんの本を読んでいたので、タイトルみて手にとってみました。
いやー懐かしい。
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未読
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シリーズ5作目
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晴明不在の京に現れた、夜盗の影―そこには天狗の業と思しき痕跡が混ざっていた。
調べにあたる陰陽寮の暦生、賀茂光榮に協力し、慶滋保胤は愛宕の天狗、小五郎の元へと出かける。
一方の晴明邸ではその頃、帰りを待つ時継や貴年達の元に、不穏な気配が―。
優れた道士の体を求める妖、鶴楽斎。その鶴楽斎に操られる天狗の猛丸。
彼らの暗躍によって、保胤達の平穏な日々は一転、緊迫の事態を迎える!
第七回電撃小説大賞“金賞”受賞シリーズ第五巻。四年に及ぶ沈黙を破り、今、ここに復活。
* * *
最近になって無性に読みたくなったのでamazonで買いなおし。
…が。四巻が、なくて。
読んでいると信じて1〜3・5巻だけ買ったら。……4巻読んでナカッタヨ。
それでも買うのを待ちきれなかったので読みました。
梨花さんの酒乱にそんな理由があったなんて。
5巻は、切なさよりもあたたかさが全面に出ていて好きです。
続き出てくれるかな。
読みたいな。
2008.3.? 読了。(No.006)
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ねぇさんが、通勤中に読む本を見繕っていて、このシリーズ、けっこう楽しかったよなぁとオススメしました。
で、4巻まで読んで、
「続きないの〜?」
の声。
「えーと、ないと思いますが…」
といいつつ、アマゾンで検索かけてみると、5巻目が出ていました。それも、ちょっと前に。
前巻をわたしが読んだのが、「あ・そ・ぼ」で、本の感想を書く前ですから、3年ぐらい間があいています。
でも、その3年を感じさせない、いい雰囲気でした。
いや、かわったところもあるか?
ずっと、吸精術に苦しんでいた保胤ですが、今回は、その吸精術にも、幾ばくかの救いを持たせた感じです。
まあ、なんで鶴楽斎が、渡会祥元の家をおそったのかとかは、
「とんちかい!!」
とか思ってしまいましたし、白面(とは書いてなかったか?)については、やっぱり国1つ滅ぼしてきてるとしたら、ここまで穏やかではないだろう……とか、思いましたが、なんとも、いいテンポで進んでいく物語は、やっぱり健在です。
まあ、3年もたつと、話をだいぶん忘れていて、貴年が女の子だっていうことは、保胤も知らなかったんだっけ?とか、あやふやなところもあったのですが。
わたしの中では、時継は、生け贄のために育てられた姫君という設定だったのですが……そんな設定もわたしが勝手に想像しただけだったのか……。
まあ、いろいろ謎は残りますが、これからも、これぐらいのペースでいいので、続いて欲しい物語です。 -
この方は天才か、と思わずうなってしまった。<br>
それにしてもここまでキャラ立ちした登場人物たちを脇に徹しさせることもなく、あますことなく書ききる文章力とやらをどうやって培われたのか。まさに天才。 -
ラノベでもはや唯一楽しみな作家
じりじり遅筆化が進むが
普通の小説を書いてもいけると思うので頑張って欲しい
安倍晴明の活躍する陰陽師の時代を描いた本だが
むやみやたらに戦闘シーンに持って行かないところが持ち味
夢枕獏と同じレベルまでは行かないが陰陽師物としてはかなり良作なシリーズ
久々の続刊だった今巻は、新キャラがらみで話を進める小手調べ的な進行だが
あまり大きな物語を書くと脱線してほころびが見えそうな作者なので
このまま、まったりと進行して欲しい -
久しぶりに出た5巻目。4巻で完結だと思ってたのでテンション鰻上りでした。色々と進展し、色々と明らかになってきて、もうすぐ終わり?なんて思っちゃいました。
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07.4.6
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今回は晴明の息子で吉平の弟、吉昌登場です。
そして晴明の妻、梨花の秘密が・・・
それにしても、久しぶりの新刊でうれしかったですw