とある魔術の禁書目録(インデックス) (13) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2007年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840238014
作品紹介・あらすじ
学園都市に、ローマ正教『神の右席』の一人、『前方のヴェント』が侵入した。彼女が操る謎の魔術により都市機能は完全麻痺、大部分の人間は意識を奪われ倒れていった。彼女の狙いは、上条当麻。ローマ正教が公式に認めた敵。同時刻。最強の超能力者・一方通行が、彼を支える少女『打ち止め』を護るため、科学者・木原数多率いる武装集団『猟犬部隊』と激突した。魔術と科学、二つの惨事が同時に学園都市を襲う。上条当麻、インデックス、一方通行、打ち止め。四者四様の想いが交差するとき、物語は始まる-。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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殺さないで守る上条君と殺してでも守る一方通行さん。
どちらの敵になるかで運命が180度変わっちゃいますね…。 -
シリアスで攻めるとこんなに真面目な作品になるのか。
幻想殺しと一方通行。彼らが間接的ではあるが関わりそして共闘したという事実は何か感動的。思えば、上条当麻という人間は科学サイドに属していながら関わる事件の殆どが魔術サイドの事件ばかりだったので、一方通行という完全に科学の世界に身を置き守る者も科学の世界にいるというキャラクターが必要になっていたのですね。そんな彼も更なる魔術面での変化が見込まれそうですが。
今回、遂にその姿をあらわした『神の右席』。てっきり前方のヴェント一人だと思っていたのですが、前後左右合わせて四人いるんですね。にしてもたったそれだけだと今まで登場した数多くのキャラクター達を活かす展開を作るのは相当難しい気がするが、さてどうするのだろう。
今作では一切お色気シーンは無かったので、かなり真面目に飽きる事無く読むことができた。これからもこのノリでお願いしたいのだが無理なのだろうな、きっと。 -
二人のヒーローはやはりというか邂逅せず道はまたしても分かたれることに、そしてついに科学と魔術の全面対決へと。
とまあお話的にはデカかったんだがいつものカタルシスはそんなでもなかったのはちょっと不満かなと。
しかしカエル顔の医者がここまで重要キャラだとは。 -
前巻に続いて、上条とヴェント、アクセラレータと木原の戦いを描きます。科学サイドが風斬とラストオーダーを利用して、堕天使を作り出そうとし、上条、アクセラレータのほか、インデックスや美琴もそれを阻止するために活躍します。
今回はほぼ全体を通じてガチのバトルに終始しています。とくにアクセラレータと木原の戦いは、ミシミシィ! ゴキゴキィ! といった感じの恐ろしいケンカ。盛り上がってきたと捉えるか、急激なシリアス展開に置いてけぼりにされたという気分になるかで、評価は大きく変わるかもしれないと感じました。
ま、それはかまわないのですが、敵キャラクターの背景をきっちり描くこのシリーズの中で、今回の敵であるヴェントの背景にあるのがかなり平板な科学嫌悪になっていて、これまで登場したキャラクターたちに比べるとちょっともの足りなく感じます。 -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります