さよならピアノソナタ2 (電撃文庫 す 9-7)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840241953

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず主人公の鈍感さがひどい。
    生じた出来事が、ほぼ全て主人公の鈍感さによるものなのでいらいらしてしまうのかな。
    まだまだ二人の仲は進展しそうになさそう。

  • 評価:☆4.5

    おかしくて少し切ない、恋と革命と音楽が織りなすボーイ・ミーツ・ガールストーリー、第2弾。

    自分がバンドにいる理由がない、いていいのか分からないと悩む真冬。
    それは自分が成り行きで誘われた、不純な動機でバンドにいるから。
    その不純な動機って言うのは言うまでもなくナオの側にいたいからっていうやつで何その青春ふざけんなこのやろ(ry
    杉井さんの書く小説の主人公は鈍感じゃないといけない法則でもあるんですかね?w
    あれだけ言われても気づかないとか最早ファンタジーの領域だと思うんだけどw

    「そう。わたしは、洗い物もさせてもらえなかった。なんにもできない」
    「だから、どうしていいのか、よくわからない」
    そんな台詞を放つ真冬。
    溺愛されて色んなことから遠ざけされてきたから、人との関わり方もよく分からなくてナオ達に遠慮しちゃうんだろうな。

    どこか底知れぬ強い存在だった先輩の過去が明かされ、より人間味が増したかと。
    『デスペラード』に込められた想いにはじーんときた。

    ナオが真冬を連れてくるまでの間、ソロで場を盛り上げて待っていた千晶がカッコ良すぎて惚れそうだったw

    次巻も期待。

    「うるせえ。今はもういないとだめなんだよ」
    「もう一回言って」
    「ん?」
    「今はもう、なに?」

  • ラスト・リゾート,ブラックバード

  • 1巻と同様にとても面白かったのだが、ライブのシーンが少し都合が良すぎるかなぁと思った。相変わらず合宿のシーンなどは甘酸っぱくてとてもいい作品だと思う。

  • 活動し始めた民族音楽研究部。
    今回は夏合宿と初ライブ。

    音楽をほっぱらかして海水浴をしないでちょっとほっとしました。
    合宿のパターンって着替えを除いちゃっただとか、溺れて人工呼吸とかがテンプレでそんな展開はもう飽きていたので、真面目に音楽に打ち込むのは好感をもてましたね。
    この巻で若干ヒロインの性格がちょっと好きではなくなってきた感じがありますが、雰囲気がすごく好きな作品です。

  •  天才ピアニストにしてピアノを弾かず、人を寄せ付けない蛯沢真冬をギタリストとして迎えた民族音楽研究部は、自称革命家の部長・神楽坂響子の独断と独走により海へ合宿にいくことになる。
     海といえば海水浴! と妙にはりきる幼なじみ・千晶、珍しく思い悩んでいる様子の神楽坂、そしてやっぱり部活に馴染みきれない真冬。そんな三人との合宿で波乱がないわけはなく、ナオはすっかり翻弄されるが――。
     おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽が織りなすボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー、第2弾。

  • いつもどおりですねえ

  • 9784840241953  305p 2009・2・27 6版

  • 革命度低め。ゼロではないけど。でもリアルって、きっとこう。
    合宿で海だからって、楽しいことばかりじゃない。理想を含めた、等身大の青春モノだよな。

  • ハーレム状態で夏合宿というラノベでよくあるような感じのお話。とはいえ、神楽坂の過去や、真冬との関係が掘り下げられ、割と重要な巻じゃないでしょうか。
    それにしても直巳が鈍すぎる。

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著者プロフィール

第12回電撃小説大賞《銀賞》受賞者。代表作に『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』など

「2023年 『楽園ノイズ6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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