兼見卿記2 (史料纂集 古記録編)

制作 : 染谷 光廣 
  • 八木書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840651721

作品紹介・あらすじ

本書は、続群書類従完成会より、斎木一馬氏・染谷光廣氏の校訂で刊行された。
<br/>第2は同51年に刊行され、同62年に重版がなされた。織豊期における重要な古記録のひとつとして続刊刊行が学界から強く要望されながら校訂者のご逝去などもあり、中絶したまま約40年を経過し重版からも25年以上が経過している。
<br/>この間、天理大学附属天理図書館に吉田兼見自筆にかかる『兼見卿記』原本12冊(文禄2年から慶長14年まで)が収蔵され、同館の岸本眞実氏により『ビブリア』に全文が紹介されたことにより、あらためて同記の重要性に対する認識が高まっている。
<br/>本能寺の変における朝廷黒幕説の有力根拠としてあげられた天正10年の別本・正本二種の日記を収める。
<br/>この期間(天正10~12年)まとまった公家の日記がほとんどないなか唯一まとまった日記として、朝廷の動向を知ることができる希有の史料。
<br/>信長没後、羽柴秀吉と柴田勝家との対立と勝家の滅亡、秀吉と織田信雄・徳川家康との対立と和睦など、関白になる直前までの秀吉が覇権を握る過程を克明にたどることができる。また前田玄以らとの交流を通し、秀吉の京都支配の末端までの動きがわかる。
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著者プロフィール

東京大学史料編纂所

「2014年 『兼見卿記2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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