源敬様御代御記録 3 (史料纂集 古記録編)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840651950

作品紹介・あらすじ

徳川義直は、江戸初期の尾張徳川藩の初代藩主。慶長12年(1607)、兄松平忠吉の無嗣断絶の跡を受け、甲斐国より転封。
本冊には、義直32歳~40歳までの年代記を収録。
他に記録の少ない近世初頭の重要な記載を多く含み、尾張藩家臣の詳細な人事記録、個々の移動、加増、相続の記事からは、家臣団の成立過程を如実に読取れる。また、徳川本家、紀伊、水戸の徳川両家や松平一門、他の諸大名との交流の様子が具体的にわかる。
名古屋の城下町形成の過程や、町作りの様子を具体的に知ることができる。
義直は、儒学を重んじ、家康より譲られた「駿河御譲本」を中心に多数の典籍を収集し蓬左文庫の基を作った。
諡号は、生前林道春と協議の上、自身で定めた「源敬」で、本書の書名はこれに由来する。

著者プロフィール

1948年、広島県生まれ。1971年、國學院大学卒業。1992年、国学院大学博士(歴史学)。国学院大学栃木短期大学、聖心女子大学教授を歴任。現在、公益財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所所長。 ※2021年11月現在
【主要著書】『徳川将軍政治権力の研究』(吉川弘文館、1991年)、『江戸城御庭番』(中央公論社、1992年〈吉川弘文館、2018年〉)、『江戸城』(中央公論新社、2008年)、『刀剣と格付け』(吉川弘文館、2018年)

「2022年 『徳川将軍政治権力の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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