古典敬語詳説

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  • / ISBN・EAN: 9784842100111

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  • ■細目次
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    第一章 敬語総説
    ・一 待遇表現と敬語表現
    ・二 敬語表現を用いる場面とその要因
    ・三 古典敬語と現代敬語
    ・四 古典敬語の分類
    ・1 敬語の分類
    ・2 「謙譲語」の取り扱い
    ・3 「丁寧語」の取り扱い
    ・五 敬語語彙の類別
    ・1 敬語語彙の形式上の類別
    ・2 敬語語彙の特徴
    ・3 敬語語彙の文法的な類別
    ・六 古典語の理解と敬語
    第二章 古典敬語各説(一)――敬語動詞――
    ・一 交替形式敬語
    ・1 敬語動詞の類別――交替形式と添加形式
    ・2 敬語動詞の種類――交替形式の敬語
    ・二 敬語動詞(一)――尊敬動詞
    ・1 尊敬動詞「おはす」(サ行変格)――①「あり」②「行く」「来」の主体を高める
    ・2 尊敬動詞「おはします」(サ行四段)――①「あり」②「行く」「来」の主体を高める
    ・3 尊敬動詞「います」(サ行四段・サ行変格)――①「あり」②「行く」「来」の主体を高める
    ・4 尊敬動詞「まします」(サ行四段)――「あり」の主体を高める
    ・5 尊敬動詞「仰せらる」(ラ行下二段)・「仰す」(サ行下二段)――「言ふ」の主体を高める
    ・6 尊敬動詞「宣ふ」(ハ行四段)・「宣はす」(サ行下二段)――「言ふ」の主体を高める
    ・7 尊敬動詞「思す」・「思しめす」(サ行四段)――「思ふ」の主体を高める
    ・8 尊敬動詞「思ほす」・「思ほしめす」(サ行四段)――「思ふ」の主体を高める
    ・9 尊敬動詞「聞こしめす」(サ行四段)―― ① 「聞く」 ② 「食ふ」「飲む」③ 「治む」の主体を高める
    ・10 尊敬動詞「御覧ず」(サ行変格)――「見る」の主体を高める
    ・11 尊敬動詞「賜ふ」(ハ行四段)・「賜はす」(サ行下二段)――「与ふ」の主体を高める
    ・12 尊敬動詞「賜ぶ」・「賜うぶ」(バ行四段)――「与ふ」の主体を高める
    ・13 尊敬動詞「召す」(サ行四段)――①「呼ぶ」②「取り寄す」 ③ 「飲む」「食ふ」④「着る」「乗る」の主体を高める
    ・14 尊敬動詞「遣はす」(サ行四段)――「送る」の主体を高める
    ・15 その他の尊敬語交替形式の動詞「大殿ごもる」「遊ばす」
    ・16 複合動詞の尊敬語化
    ・三 敬語動詞(二)――謙譲語(甲)動詞
    ・1 謙譲動詞「奉る」(ラ行四段)・「奉らす」(サ行下二段)――①「与ふ」② 「(人を)遣る」の客体を高める
    ・2 謙譲動詞「参らす」(サ行下二段)・「参る」(ラ行四段) ――「与ふ」の客体を高める
    ・3 謙譲動詞「賜はる」・「承る」(ラ行四段)――①「受く」 ②「引き受く」 ③「聞く」の客体を高める
    ・4 動詞「賜ばる」・「賜ばる」(ラ行四段) ――「受く」の客体を高める
    ・5 謙譲動詞「仕うまつる」(ラ行四段)―― ①「仕ふ」(自動詞)② 「す」(他動詞)の客体を高める
    ・6 謙譲動詞「侍り」(ラ行四段)・「候ふ」(ハ行四段)――「仕ふ」の客体を高める
    ・7 謙譲動詞「賜ふ」「食ぶ」「食ぶ」(下二段)―― ①「受く」②「食ふ」「飲む」の客体を高める
    ・8 謙譲動詞「参る」(ラ行四段)――「奉仕す」の客体を高める
    ・9 謙譲動詞「申す」(サ行四段)――①「言ふ」②「願ふ」 ③「(と)呼ぶ」の客体を高める
    ・10 謙譲動詞「聞こゆ」(ヤ行下二段)・「聞こえさす」(サ行下二段)―― ①「言ふ」②「願ふ」 ③「(と)呼ぶ」④「(手紙を)送る」の客体を高める
    ・11 謙譲動詞「奏す」・「啓す」(サ行変格)――「言ふ」の客体を高める
    ・12 謙譲動詞「参る」(ラ行四段)――① 「行く」 ② 「出仕す」 3 「(寺社へ)行く」④「(后妃として)出仕す」の客体を高める
    ・13 謙譲動詞「まうづ」(ダ行下二段)―― ①「行く」② 「(寺社へ)行く」の客体を高める
    ・14 謙譲動詞「まかる」(ラ行四段)――①「退出す」②「(地方へ)下る」の客体を高める
    ・15 謙譲動詞「まかづ」(ダ行下二段)――「退出す」の客体を高める
    ・四 敬語動詞(三)――謙譲語(乙)動詞
    ・1 謙譲動詞「まかる」(ラ行四段)・「まうでく」(カ変)――①「行く」②「来」の動作をへりくだり、聞き手を高める
    ・2 「申す」(サ行四段)の取り扱い――謙譲語(乙)とも丁重語とも
    ・3 複合動詞の謙譲語化
    ・五 敬語動詞(四)――丁寧語動詞
    ・1 丁寧動詞「候(さぶら)ふ」「候(さうら)ふ」(ハ行四段)――「あり」を丁重に言い、聞き手を高める
    ・2 丁寧動詞「侍り」(ラ行変格)――「あり」を丁重に言い、聞き手を高める
    第三章 古典敬語各説(二)――敬語補助動詞――
    ・一 添加形式敬語と転換形式敬語
    ・二 敬語補助動詞(一)――尊敬語補助動詞(添加形式)
    ・1 尊敬の補助動詞「―たまふ」(ハ行四段)
    ・2 尊敬の補助動詞「―おはす」(サ変) 「―まします」(サ行四段)
    ・三 敬語補助動詞(二)――謙譲語(甲)補助動詞(添加形式)
    ・1 謙譲の補助動詞「―きこゆ」(ヤ行下二段) 「―きこえさす」(サ行下二段)
    ・2 謙譲の補助動詞「―たてまつる」(ラ行四段)
    ・3 謙譲の補助動詞「―まうす」(サ行四段)
    ・4 謙譲の補助動詞「―まゐらす」(サ行下二段)
    ・四 敬語補助動詞(三)――謙譲語(乙)補助動詞
    ・1 謙譲(乙)の補助動詞「―たまふ」(ハ行下二段)
    ・五 敬語補助動詞(四)――丁寧語補助動詞
    ・1 丁寧の補助動詞「―はべり」(ラ行変格)
    ・2 丁寧の補助動詞「―さぶらふ」「―さうらふ」(ハ行四段)
    ・六 敬語補助動詞(五)――転換形式尊敬語補助動詞
    ・1 尊敬の補助動詞「―おはす」(サ行変格)「―おはします」(サ行四段) A─形容詞・形容動詞の敬語化
    ・2 尊敬の補助動詞「―おはす」(サ行変格) 「―おはします」(サ行四段) B─助動詞の敬語化
    ・3 尊敬の連語補助動詞「―ものしたまふ」(ハ行四段)―補助動詞「あり」の尊敬語化
    ・七 敬語補助動詞(六)――転換形式丁寧語補助動詞
    ・1 丁寧の補助動詞「ーはべり」(ラ行変格)「―さぶらふ」「さうらふ」(ハ行四段) A―形容詞・形容動詞の敬語化
    ・2 丁寧の補助動詞「―はべり」(ラ行変格)「―さぶらふ」「さうらふ」(ハ行四段) B─助動詞の敬語化
    ・3 丁寧の補助動詞「―はべり」の位置
    第四章 古典敬語各説(三)――敬語助動詞――
    ・一 補助動詞と助動詞との別
    ・二 尊敬語助動詞「す」「さす」「しむ」
    ・三 尊敬語助動詞「る」「らる」
    ・四 奈良時代の尊敬語助動詞「す」
    第五章 古典敬語各説(四)――接辞・名詞・その他――
    ・一 敬語接頭辞「御」(①尊敬 ②謙譲)
    ・二 敬語接尾辞「たち」と「ども」(①尊敬「たち」 ②親愛および卑下「ども」)
    ・三 敬語名詞
    ・四 敬語表現形式(一)――尊敬表現「尊敬名詞+あり・なる」
    ・五 敬語表現形式(二)――「御+形
    ・六 敬語表現形式(三)――主体を敬う「~に」
    ・七 敬語表現形式(四)――「の」「が」の尊卑
    第六章 敬意の方向
    ・一 素材敬語と対者敬語
    ・二 主体敬語の敬意の方向
    ・三 客体敬語の敬意の方向
    ・四 対者敬
    ・五 謙譲語(乙)の敬意の方向
    ・六 二方向に対する敬語
    ・七 異種の敬語の重なりと、その敬意の
    ・八 「聞こえさせたまふ」「―きこえさせたまふ」の六種
    ・九 「奉らせたまふ」「―たてまつらせたまふ」の六種(①使役 ②尊敬)
    第七章 敬意の段階差
    ・一 敬意の段階と表現
    ・二 尊敬語の敬意差
    ・三 謙譲語(甲)の敬意差
    ・四 二重敬語と最高敬
    ・五 敬意差をつけるための「す」「さす」
    ・六 敬意逓減の法則
    第八章 敬語と構文
    ・一 尊敬語と文の成分
    ・二 謙譲語(甲)と文の成分
    ・三 謙譲語(乙)と文の成分
    ・四 会話文・心内文と敬語
    ・五 会話文・消息文と丁寧語
    ・六 語り物の地の文と丁寧語
    第九章 敬語の特殊相
    ・一 自敬表現と自己敬語
    ・二 尊大表現
    ・三 謙譲動詞の尊敬語化――「参る」「奉る」
    ・四 尊敬語と丁寧語との共起例――「はべりたうぶ」
    第十章 敬語を含む慣用連語
    ・一 「ものしたまふ」「わたらせたまふ」
    ・二 「御覧ぜさす」「御覧ぜらる」の三相(①ご覧に入れる ②ご覧いただく ③ご覧になる)
    ・三 「見えたてまつる」「見せたてまつる」の三相(①見ていただく ②お目にかかる ③お目にかける)
    ・四 「覚えたまふ」の四相(①自発 ②受身 ③似ている ④可能)
    ・五 「思さる」「思し召さる」の四相(①自発 ②尊敬 ③受身 ④可能)
    ・六 「召さる」の二相(①受身 ②尊敬)
    ・七 「れたまふ」の三相(①自発 ②可能 ③受身)
    主要参考文献
    語彙索引
    事項索引

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