歴史にこだわる社会学

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  • 八千代出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784842917337

作品紹介・あらすじ

「社会」と呼ぶものは歴史の産物であり、社会学は歴史への問い直しとして出発している。しかし、複雑に絡み合った関係そのものを思考していくうちに、歴史から離れ、人間を取り巻く社会問題を人々にとって無関係なものとして論じようとする。組織、戦争、都市、宗教、消費生活、権力の変貌といった問題を通して、あえて古典的な社会学の枠組みを利用して、歴史にこだわった思考を行う。そこからは、今までとは異なる思考のきっかけを提供する知の営みが見えてくる

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。北海学園大学経済学部教授を経て、日本大学文理学部教授。社会学理論、歴史社会学、知識社会学、日本文化論専攻。『マックス・ウェーバーにおける歴史科学の展開』(ミネルヴァ書房、2007年)(2008年度日本社会学史学会奨励賞受賞)、『マックス・ウェーバー 普遍史と歴史社会学』(梓出版社、2009年)、『方法論的個人主義の行方 自己言及社会』(勁草書房、2011年)、『和辻哲郎の社会学』(八千代出版、2016年)ほか

「2018年 『歴史にこだわる社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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