- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844327691
感想・レビュー・書評
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ちょい古いが、「Salesforceって実はよくわかってないかも」と思い、今更ながら手に取ってみた。
クラウドとSalesforceのこれまでの経緯・歴史、導入事例、オンプレとの簡単な比較検討などが網羅的に記されている。導入としては分かりやすいし平易だが、個人的にはもう少し深いところも欲しかった感。
Salesforceは単なるCRMではない。むしろ日本では開発基盤としてのforce.comの方が利用されている(発行された2009年頃は、の話。今持ってそういう状況なのかは知らん)
本書末尾の、『クラウドの本当の利点は、コストの安さではなく「笑顔で仕事ができる」ことなのかも知れない』という言葉に尽きるなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
セールスフォース・ドットコムの概要がよくわかる。
前半は導入事例で、後半は歴史とクラウドを取り巻く市場についてまとまっている感じ。 -
セールスフォースの起業経緯や、クラウドビジネスの課題などが語られたもの。2009年の本なので、情報の古さが気になった。
◆領域選定に関するヒント
・人事システムでは、国ごとの税制の違いへの対応が困難だったため、CRMへ
⇒グローバル共通の業務領域の見極め
・開発環境が整備されているという強み
・ソフトの革新性よりもメンテナンス性重視
⇒大手企業向けにも同じと考えるべきか。。。
・業務、システムの更新頻度が低い領域においては、オンプレミスを、と考える企業も。
⇒外的要因も含め、更新頻度がそれなりにある業務領域は? -
標題通り、セールスフォースの解説・成り立ちから具体的な使い方まで掘り下げて書かれています。
クラウドといえば、Amazon・MS・Google・AppleそしてSalesforceなのですが、今ひとつというか全く馴染みのないSalesforceというのがどのような会社であるのか知りたかったのですが、大変に満足の内容です。
・・・続く -
セールスフォースが何者か、クラウドのメリットデメリットが整理して理解できる本。
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国会図書館で勉強の傍ら読むために借りた本であったが、読んでみると面白く3時間ほどかけてひと通り読み終えてしまった。
セールスフォース・ドットコムといえば過去にクラウドの本を読んで知ったぐらいであるが、この本では具体的な導入事例が書かれている、地方自治体、郵便局、ネジや酒の中小企業、みずほコーポレートグループ、ヒルトンホテル、イオン銀行などで、このセールスフォースを入れた経緯やどういうシステムを構築したかなどがそれぞれ紹介されていた。巻末にはセールスフォースを実際の使い方も書かれており、私が実際に自分のパソコンで操作してみるよいきっかけになった。 -
なかなか面白かった。
自社内で構築するのが当たり前だったCRMをクラウドで提供して成功したセールスフォース。
グーグルやアマゾンに並ぶクラウド先進企業の戦略はさすがだった。
今後どこまでネットの向こう側に移行するのか。
西田氏の著書はヒット率高い。 -
前半はやや冗長な印象。クラウドとは、という入門には読みやすいが、実例の紹介もいま一歩踏み込み切れてない感じ。