Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法
- インプレス (2014年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844336358
感想・レビュー・書評
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インターネットを見るのが、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなど多様になり、Web作成の方法も、大きく変化しています。
モダンWeb開発、レスポンシブWebデザインを勉強しようと思いたち、この本を手に取りました。
HTML5とCSSとJavascriptを組み合わせれば、新しいWebサイトが簡単に作れると思ったのに、CSSを扱うのがいかに大変か、本書を読んで驚きました。
個人や小さな仕事用のWebサイトを作るだけなので、複雑なことをやる必要はないけれど、CSSを扱う時の注意事項が少しわかりました。
他の本を読む時も、そこを押さえているかチェックできると、応用もやりやすいと思います。
内容と目次・著者は
Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法
内容 :
コンポーネントやCSSプリプロセッサを意識した設計・管理の実践など、「ちゃんとCSSを書く」ためのプロの考え方を徹底解説。
自身の経験から生まれた、OOCSSやSMACSS、BEMなどのプラクティスを紹介する。
著者 : 谷 拓樹
株式会社サイバーエージェントフロントエンドエンジニア。
コミュニティサービスの開発、UIデザイン、テクニカルディレクションを担当。
2016/03/09 予約 3/15 借りて読み始める。3/16 ざっと読み終わる。
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BEMの習得のために読んだ。ある程度大きい規模にならないと、コンポーネント化の恩恵は受けられなさそう。
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BEMを習得
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Webデザインをやるうえで欠かせない技術であるCSSをどのようにして設計するかについて書かれています。いろいろな設計パターンが紹介されていますが、いずれもHTMLのDOM要素をうまくコンポーネント化しようとする努力が払われています。フロントエンドに携わる人には実務に直結する知識です。ちょうど知りたいことが書かれていて良かった。次代のWebフロント技術として策定が進んでいるWeb Components構想も興味深い。
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CSSのデザインパターンのようなことが、たくさんあったけど、CSS初心者の僕には何がすごいのか、よくわからなかったです。
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結局の所、チームで共通のルールを作って運用しろって事ですね。基本的な考え方を教える本かな
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請求記号 547.48/Ta 87
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これまで、CSSってどういう状態ならきれいなのかどうかが全くわからず、どうしたものか〜と頭を抱えていました(そのあとCSSを触らなくなっていったのですが…)。そんなときに欲しかった答えがこの本にはありました!
漠然とclassセレクタを使いまわしていたりはしていたのですが、この本にはなぜ使い回すのかが理論から実際のコードまで示されていて、とてもよく納得できました!
基礎知識として読んでおくだけでなく、実際にCSSを書いているときにもそばに置いておきたい本です〜! -
資料ID:98140824
請求記号:547.483||T
配置場所:工枚普通図書
2015年ITエンジニア本大賞ノミネート -
最近のCSSのコーディンぐ技法について網羅
CSSはセレクタなどがグローバルとなるため、巨大で長期的な文書やWebサイトを管理する際には、保守が問題となる。これを防ぐためのテクニックについて、最近の手法などが多数紹介されている。
大まかには以下2点の原則を元に、classの命名規則の手法や使い分けなどについて説明している。
* 変化に対応しやすくするために、タグでなくclass属性で指定すること。
* 派生関係などがわかるように、classの命名規則を設けること。
このような最近のCSSの動向について網羅されていて参考になった。本自体もカラフルでみやすかった。