- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844376576
感想・レビュー・書評
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個人的には読みやすく理解しやすい内容だった。
若手のうちから身に付けなければ残念な中堅社員になることが想定される。仕事をしてるとどうしても具体を重視する傾向になり大きな枠で捉える事が出来ない時がある。職場は抽象を嫌う人だらけなのでこの傾向が強い人は上の考えをくみ取る力がなく、文句ばかりで言ってる気がする。 -
今まで抱えていた問題やモヤモヤしていた気持ちは、具体と抽象を意識して考えてみると、だいぶすっきりするのかもしれない。苦笑交じりに読む漫画とともに、とてもわかりやすい説明でよかった。
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2回目の読了。
短いけどいい本。
抽象化はシンプルであればあるほどいいと中に書いてあるがそれを実践している感じ。
進捗報告でうまくやる人とそうでない人の差は抽象化力の差だとつくづく思う。
具体的な事象を知れば知るほど抽象的レベルしか知らない上位層への報告は抽象化しないと伝わらない。
抽象化こそビジネスマンが大切にすべき能力。
国語や数学という本質的、抽象的な学問を学ぶことの重要性は今になって思う。
考え方や思考力を鍛えるには抽象的なことを学び抽象化して表現出来なければ身につかない。
国語: 出来事、人の主張を解釈して表現する力
数学: 事象を「数」という抽象物で表現する力
抽象化と具体化の往復。
ズームアウトとズームインの視点。
最近意識的にやっていることをより上げた本でなかなかの良書。
抽象化とは一言で言えば、要するに。。。と言えること。
それが出来る人は会議でもちょっとした話し合いでも組織-会社経営においても的確な考えを持って発信出来る人であり、いわゆる「出来る人」なんだと思う。
印象的だったのは、
マジックミラーの話(抽象化世界を見えるようになった人は具体世界を見れるがその逆は難しい)
と一方通行の話(一度抽象化世界が見えて来ると中々具体世界に戻れない。一度コンサルを経験すると開発に戻れないという話も頷ける)。 -
抽象的な話が通じる人と通じない人がいる。また、なかなか具体的な話にならないのはやきもきする。職場では役職、経験など立場によって物事の捉え方が根本的に違うことにより噛み合わないのだから仕方がないのだなと改めて気づかされた。じたばたしてもわかりあえるはずがない。最初から違うのだから。具体と抽象どちらもバランスよく持ち合わせていたい。