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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845628070
感想・レビュー・書評
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高校生の時、友人から誕生日プレゼントとしてもらった。
タイプライターでhappy birthdayと打ったカードや、英字新聞でのラッピングなど、かなりおしゃれな友人で、プレゼントに本も初めてだったし、すごく記憶に残っている。
友人とは今も友人だけど、本は行方不明…。
書評で見て、再読したくなり、図書館で取り寄せ。
携帯のない時代の若者の日常、非日常、恋愛、今よりずっと吐き出す言葉のひとつひとつがウィットに富んでいて、大切で、もっと人の心を動かしてたんだなー。
登場人物の会話に泣きそうになる。
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皆に伝わる、普段何気なく使う言葉の、松本隆の美しい言葉選び。
十代のこんな恋、苦しいけど羨ましい。 -
松本隆の詞の世界が大好きなので、これも一つのおとぎ話として楽しめた。
この主人公も男の子らしくて好感が持てた。ナイーブで、引っ込み思案。そのくせムキになって危なっかしい事をやってしまう怖いもの知らずな所がある。
若いな…と微笑ましく思う。 -
作詞家・松本隆の長編小説処女作が文庫で復活。60年代音楽に夢中な高校生の甘酸っぱく希望に満ちた青春小説。風街をはじめ松本隆の原点となるモチーフと詩の世界感が随所に感じられる。
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