THE LYRICS (リットーミュージック)

制作 : ポール・マルドゥーン 
  • リットーミュージック
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  • Amazon.co.jp ・本 (912ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845637577

作品紹介・あらすじ

本書は、ポール・マッカートニーが自身の人生と芸術を比類なき率直さで語ったものです。取り上げているのは、少年時代の作品から、ビートルズにおける伝説の10 年間、ウイングス、ソロ・アルバム、そして最近に至る作品までを網羅した全154曲。そこには作者自身によって初めて確定された"決定版となる歌詞"はもちろん、歌詞が書かれた状況、歌詞に書かれた人々、歌詞が書かれた背景、歌詞が生まれるきっかけとなった場所、そしてそれらに対して今になって思うことなどが、作品タイトルのアルファベット順に並べられています(その中には本書の制作過程でポールのノートから発見された、1960年代初頭に書かれたと思われるビ ートルズの未発表曲「Tell Me Who He Is」の歌詞も含まれます)。また、彼の個人的なアーカイブからピックアップされた手書き原稿やスコア、イラスト、手紙、写真といった、コアなフ ァンにとってもこれまで目にしてこなかったようなアイテムも多数掲載されており、その意味では、本書は史上最高のソングライターの人生を追ったビジュアル・ブックとも言えるでしょう。本書によって、ポール・マッカートニーという人物、彼のインスピレーションの源泉、彼の創作過程、そして、それぞれの作品が生まれた瞬間についてを詳しく知ることができます。それはまるで、本書のあらゆるページからポール・マッカートニーの肉声と個性がにじみ出ているかのようです。そして、これほどまでに偉大なミュージシャンを描いた本はかつてありません。

「この本によって、これまで知られていなかった僕の作品や僕の人生についての本当の部分を、みんなに見せることができてうれしい。僕は、僕の作品がどのようにして生まれたかについてできるだけ真摯に語ったつもりだ。それは僕にとってとても意義のあることだったから、他の人にとっても、その内容が意味を持つことを願っているよ」(ポール・マッカートニー)

「ポール・マッカートニーとの5 年間にわたる会話から⽣まれた本書は、限りなく彼の自伝に近い内容となっています。そしてそこで語られた、彼の創造プロセスに対する彼自身の洞察は、ポール・マッカートニーこそ英語における詩の伝統に基づきながらそれを押し広げていった重要な文学者である、という私の推測を裏付けるものでした」(ポール・マルドゥーン)

「この154曲の歌詞について書かれた作品を読み、マッカートニーの物を⽣み出そうとする意欲だけでなく、想像力の豊かさ、率直な語り口の力強さに感心させられた。マッカートニ ーはこの書籍の中で、ビートルズ時代からずっと高いレベルで曲を書いていたことや、無強勢の歌詞でさえ独自の個性を持っていることを明らかにしている。そこには作者の喜びがにじみ出ており、読んでいて楽しい。また、話のいたるところで、彼がいかに英文学史に精通しているか、ソングライターとしての彼の作品がいかにディケンズやシェイクスピアの作品と共通しているかを、垣間見ることもできるだろう」(『ニューヨーク・タイムズ』紙より)

著者プロフィール

1942 年、リバプール生まれ。同市で育ち、リバプール・インスティチュートで教育を受ける。14歳で最初の曲を書いて以来、他人と違うことを夢見た彼は、勇気を持ってそれを実行してきた。イギリス在住。

「2022年 『THE LYRICS』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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