風雲児たち (幕末編 20) (SPコミックス)

  • リイド社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845838868

感想・レビュー・書評

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  • ここ数巻、政治ネタがメインとなってきて、ギャグを入れて希釈しているもの、情報量が多い多いw
    人物の言動を丁寧に掘り下げているので、もはや研究書レベルではないでしょうか。
    あと、ギャグという体面で、資料から読み解けない部分や、作者の主観を織り交ぜられるのは上手いですね。

    そして、とうとう作者まで登場人物になってしまうw
    みんなキュウべえに騙されている!

  • まどマギのパロディが出てくるとは夢にも思いませんでしたw

  •  そしてチャカポンと言ふか、赤鬼、青鬼退治の具体的な計画が。
     如何にも、「インターネットを渉猟してファンのレトリックを研究して出した」やうなまどマギネタは、ネットスラングとは全く別に、独自に出したものださうである。
     はー。
     多分、あそこでみなもと先生がぎゃあぎゃあこいてゐるのは、作者がガチで作品に向かってる証拠でいいと思ふ。

  • マンションで読む。桜田門外の変直前です。味方すら粛清していたんですね。

  • 桜田門外の変に至るまでの江戸の情勢、京都の不穏、薩摩、水戸の状況を井伊直弼、大久保一蔵を中心に描いている。

    すごく迫真。教科書ではならない真実がギャグなしで読める。

    もう少しギャグが欲しいかな。

  • 事態がどんどん悪化して手が付けられなくなっていくのが圧巻。自分の周囲中心とは言えこの状況を制御する一蔵の苦心と手腕も迫力。

  • 執筆30年越えの幕末大河ロマンギャグ漫画。
    いよいよ桜田門外の変に・・・・・・一気に突入しません。
    SFのように桜田門外の変直前になると時間が戻り、
    別のエピソードが語られることが繰り返される。
    それでも、まだまだ語り足りなさそうな作家のジレンマが、
    すべるギャグ、ぴあネタ、魔法少女ネタなどでひしひし伝わる。
    それでも、次巻はついに。

  • 「愛宕山下から桜田門までは一直線の道路が今も走っている…!!」

    ついにきた。
    ついにきてしまった。
    もう引き返せない。
    何度も何度も時間を遡り、場所を変え、やり直し、泣き、怒り、狂い、人が死んだ。
    誰とも契約せずに。
    本当の終わりが、始まる。

  • 榎本武揚と中島三郎助の出会いが嬉しい巻。勝海舟が中島三郎助をアメリカ派遣組から外した理由はこの作品通りでよいかどうかは疑問だが……中島は、健康上の問題で何度か休職しているけど、箱館で戦死するまで生きながらえているからなぁ。

    やっと、という表現は心苦しいが、やっと桜田門外の変。水戸藩は内訌で血みどろなのね。

  • 本日発売
    関ヶ原から続くこのシリーズもいよいよ桜田門の前夜まできました。かつて高校日本史の教師を目指していた私でも知らないことがいっぱい。勤王の本家、桜田門の主役の水戸藩が維新の脇役以下に何故なったのか!始めて解りました。

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著者プロフィール

1947年、京都府生まれ。漫画家。漫画研究家。代表作に革新的なギャグ漫画『ホモホモ7』、ギャグ大河漫画『風雲児たち』他。手塚治虫文化賞特別賞、日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞。2021年、逝去。

「2021年 『お楽しみはこれもなのじゃ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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