うみべのストーブ 大白小蟹短編集 (トーチコミックス)

著者 :
  • リイド社
4.25
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本棚登録 : 1025
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845861439

作品紹介・あらすじ

SNSで反響を呼んだ「海の底から」や「雪を抱く」をはじめ、せわしない日々の合間にふと心の奥を見つめ直すための小さな物語たち。

感想・レビュー・書評

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  • ・・・・この表現、発想、視点、問いかけ力………新たな才能と出会えたことに感謝!

    凄いです!


    ぜひ〜

  • 【あらすじ】
    SNSで反響を呼んだ「海の底から」や「雪を抱く」をはじめ、せわしない日々の合間にふと心の奥を見つめ直すための小さな物語たち。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    常に心を支配するほど強いものではないものの、ふとしたときに「あっ、そうだった…」と思い出すような、小さいけどずっと引っかかっているトゲみたいなストレスや不満ってありませんか?
    この短編集の5作目『海の底から』を読んで、自分の小さなストレスに触れられたような気がしました。私も本当にやりたいことがないし、何かを始める勇気もないんですよ。というか、色々我慢したり逃げたりしてきた結果、何かをやりたいと思うこと自体ができなくなってしまったと言うか…。そんなことを考えつつこの話を読んだら、少しだけ救われたような気がしました。

  • しっとりと、降っては消える雪のような淡々と静かな、物語ばかり。 ホッとします。

  • 自分の心に気づいて行く物語だと感じました。
    普段の生活で知らぬ間にモヤモヤした気持ちを抱えてしまうことは誰でもあるかと思います。モヤモヤの正体に気づき、解決する為には気づきを与えてくれる誰か(誰かの想い)の存在が必要なんだなと思えました。
    当たり前かもしれませんが、とても大事なことのように思えました。

  • シンプルな絵とセリフ、そしてその間に流れる
    空気感もとても好きな短編集、
    余韻の中で読む短歌もとても良かった!
    「海の底から」が特に好きでした。

  • 冷え切ったネガティブな感情を温めてくれて、一作読み終わる頃には前に進めるよう背中を押してくれる漫画。
    一番好きなのは、創作活動をしなくても幸せであることに悩む話「海の底から」かな。

  • 寒さの中にいるのは前提で、
    凍えそうな時に手を差し伸べてくれる人とか
    言葉をくれる人とか、
    自分にあった環境に出会えた時、あったかいと感じるのかなあ。もしくは、あったかかったな〜って。
    きっと、そういう瞬間があるから極論人は死なないのかもしれないな。そう思える本でした

  • なんて素敵な物語たちなのだろう。
    あたたかい気持ちになる短編集。
    物語とリンクした短歌にも心を奪われた。

  • 不思議なお話いっぱいの短編集。

  • 本屋さんで目にしたときに思わず手に取った1冊。ゆったりと読める作品だった。『きみが透明になる前に』は読み進めていくうちにほろりと泣けた。『海の底から』の真悟が桃にしていたピラミッドの話は妙に納得できたし、わたし自身も桃のように救われた気分になった。生きることに疲れたときに何度でも読み返したいと思える作品だった。

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