オーソモレキュラー医学入門

  • 論創社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846018405

作品紹介・あらすじ

家庭の医学とメガビタミン療法

ノーベル賞受賞者の生化学者ライナス・ポーリング博士が唱えた「オーソモレキュラー〔=分子整合〕医学」。この革命的な新医学を牽引してきた2人の大家、A・ホッファーとA・W・ソウル両博士が、医師だけでなく一般読者に向けて書き上げた、栄養療法/メガビタミン療法の決定版!

〈本書で紹介する主な疾患/症例〉
消化器系障害、心血管系疾患(動脈硬化・静脈瘤、血管炎・脳卒中・糖尿病・心不全)、関節炎、各種の“がん”、精神・行動障害(アルツハイマー症、てんかん、統合失調症、うつ病、ADHD)、アレルギー、風邪その他の感染症、皮膚障害や老化……etc.

感想・レビュー・書評

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  • 分厚い本なので読みきれるか心配だったけど、医者でも栄養士でもない私でも大事なエッセンスは受け取れたのであとは自分の身体で実験していくだけかな。
    この本では重要性が低いのか鉄分についての記述はかなり少なかったけど、自分はヘム鉄のサプリを飲むようになってから疲れにくくなったと感じる。自分に合うものを食べて生きていきたい。

  • 自分のために記録しておく。ビタミンEを買わなくっちゃ(笑)。私は30歳を過ぎてからアルコールを嗜むようになり、40代で酔うと不整脈が起こるため、50歳を過ぎた頃に酒を断(た)った。ま、元々あまり好きな方じゃなかったからね。特に苦しむこともなかった。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/03/28/135634

  • 読みやすさ★★★
    学べる★★★★
    紹介したい★★★
    一気読み★
    読み返したい★★★★

    文中引用。「医学は有毒な化学物質を栄養不良の人に投与して何が起きるのかを見る人体実験、と言ってもいいだろう」

    現代医学は栄養療法を認めない。ロックフェラー医学である現代の医療に疑いを持ったことで辿り着いた1冊。
    予想以上に高用量のビタミンで、あらゆる疾患が安全に治療できるとは。私たち医療者は患者に何をしてきたのだ。

    私は訳者の中村篤史先生のnoteのファンである。先生の講演会で、この本の印税は全く先生に入らない契約で作ったと聞いた。そうまでしても、翻訳して日本で広めたかった本だということで、心して読むこととした。

    が。読みにくい訳ではないが、ひたすら情報量が多い。
    私は検査技師として医学を学んだ人間だが、一般人が読み物として順番に読み進めるのは難しいかもしれない。
    Amazonだったかのレビューにもあったが、辞書のように、気になる疾患の各論を飛ばし読みすると、知識として定着すると思う。



  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/460210

  • 加工物の途中段階に使われた添加物はわからない可能性があるのか…。

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著者プロフィール

エイブラム・ホッファー(Abram Hoffer)
 1917年にサスカチュワン州(カナダ中西部)の農家に生まれ、最初は農業への関心からサスカチュワン大学で理学士号(農学)、修士号(農芸化学)を取得。ミネソタ大学の大学院に進み、ビタミン(特にビタミンB群とその生理作用)を研究し、ウィニペグ市の小麦製品検査施設でナイアシンの定量技術開発にも携わり、同大学で博士号(生化学)を取得。
 栄養学への関心から45年にマニトバ大学で医学研究を開始、トロント大学で臨床医学の教育訓練を受け49年に医師資格(医学博士号/M.D.)を取得。最初は総合診療医になるつもりだったが精神医療に関心が向かう。大学院時代に結婚し、医師研修中に3児に恵まれた。
 1950年、サスカチュワン州公衆衛生部に就職し、同州の精神医療体制の“近代化”を推進。翌年に州精神医療サービスの州都レジャイナ市分局に移り、精神医療研究部部長として、従来の“精神分析”を診療の原理に据えた“精神身体医学”偏重の精神医療に、生化学と人体生理学を導入する研究体制の発展に尽力した。彼のオーソモレキュラー精神医学の臨床実践と研究知見はこの時期に土台が築かれた。
 州政府の精神医学研究部長を20年近く務めたのち、67年に独立してサスカトゥーン市に精神科クリニックを開業してJournal of Schizophrenia を発行。同誌は86年に Journal of Orthomolecular Medicine に改称するが、彼が創始した栄養精神医学の研究発表の場となった。76年にブリティッシュコロンビア州に拠点を移し、2005年まで開業医を続けた。94年には《国際オーソモレキュラー医学会》を創設し、同州ビクトリア市の《オーソモレキュラビタミン情報センター》の所長としても活躍した。2009年、91歳で死去。
 生涯に600篇以上の論文と36冊の著作を世に出した。そのうちの1冊は『統合失調症を治す:栄養療法による驚異的回復!』(訳・大沢博,第三文明社,2005年)として邦訳されている。

「2019年 『オーソモレキュラー医学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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